ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:NICEHCK NX7 MK4のインプレと周波数特性、MITER FiiO BTR7 ケースのとか使用感

こんにちは

 

今日はSIVGA PHOENIXのレビューを書き始めているのでお休みしようかと思ったのですが着弾物があったので雑記にしてまとめています。

f:id:el_snow:20221017193436j:image

 

NICEHCK NX7 MK4のインプレと周波数特性

概要とか

懸賞ツイートの賞品のNX7 MK4(4.4mm)が来ました。早速少しだけ聴いてみたのですが想像以上に素晴らしかったので今日は結構聴き込んでしまいました。何気にNX7 MK2相当のNX7 Proも所持しているのですが正直なところ音色の表現が好みに合わずイマイチだったのでこのシリーズにはあまり期待していませんでした。更にはTwitterのTLでは「まずエージングですね・・・」のような最初の感想は避けようとするような文言が多かったため心配していましたが好みの方向の音色になっており驚きでした。もちろんまだ半日ほどしか聴いていないので評価が変わるかもしれません。しかしながら今はSIVGA PHOENIXのレビューを書いている途中でもあるため次は何時になるかわからないので今日少しまとめて書く事にしました。

 

公式販売サイトはこちらです

https://ja.aliexpress.com/item/1005004779076943.html?gatewayAdapt=glo2jpn

実際にNX7は「ぼくのかんがえた最強のイヤホン」と言わんばかりのドライバ構成です。下記が公式のドライバ構成の販促画像です。

最初は2DDと聞いていたので本当に変態仕様だなと思っていたのですが良く見るとユニット自体は1DDの様ですね。DualDynamicのドライバがどのような物かは正直わからないのですが二重磁気ドライバみたいなものでしょうか。いずれにしてもベリリウムコートなのでエージングがいるかもしれません。

ちなみにNX7 Proは解像度は高いのですが音の質感が粗い上にかなり寒色寄りの冷たい響きを持つ音色なのでなかなかにピーキーで特に人の声の帯域の表現はかなり苦手なイヤホンだと感じます。ネットなどの評判でもそのような意見が多いらしく「NX7 Proは人の声を理解していない」っという文言を聴いた時は腑に落ちると共に笑ってしまいました。

ちなみにビルドクオリティが高く見た目は美しく、特にケーブルの取り回しなども含めた質感は1万円台のイヤホンとしてはかなり良い方ではないでしょうか。これだけのドライバを積みながらも筐体のサイズが小さく、更にはNX7Proからほとんど大きさが変わっていない点も個人的にはポイントが高いです。

フェイスプレートはスタビライズドウッドとの事ですが私は実物のスタビライズドウッドを見たことがないので実物かどうかは判定できません(笑)。ただ、見た目のデザインと質感については申し分ないかと思います。

f:id:el_snow:20221017215336j:image

音漏れ、遮音性、寝フォン

音漏れは少ないですが遮音性はあまり高くないように思います。筐体の厚みが薄いので寝フォンに最適なのでは?っと試してみましたがかなり良好でした。

付属品

付属品はサイトを確認してもらえれば良いかと思いますが特筆すべきはやはりサウンドチューニングフィルターでしょう。ゴールドは「バランス」、レッドは「ミドル高周波」、ブラック「ヘビーベース」とあります。

f:id:el_snow:20221017193639j:image

これはNX7Pro等からの伝統の様です。実際に交換してみるとNX7Proではフィルターのねじの部分の加工がかなり粗い感じでしたがNX7 MK4になるとかなり品質が上がっているのがわかります。


f:id:el_snow:20221020143654j:image

サウンドインプレッション(Goldノズル)

箱だしの感想になるのですがNX7 MK4はその点かなり纏まった素晴らしい完成度のイヤホンに仕上がってきていると思います。BTR7やM17を使いイヤーピースにJVC SpiralDot++を使ったGoldフィルター状態のインプレを言いますと。

帯域バランスはやや高音より、音色はやや寒色寄りの少し乾いていますが絹の様な滑らかさと上品さを兼ね備えています。低価格3Wayドライバ構成にありがちな帯域の繋ぎ目が分かりやすいと言うことも無く滑らかなつながりを感じるチューニングです。このあたりは特にNX7Proから変わったと思う所ですね。

音場は横に広いタイプで上下奥行きは値段なりです。音像の高さ平均的ですがボーカルなどは少し遠めで俯瞰的です。解像度は1万円台としてはかなり高く音の分離感も高く音像も掴みやすいです。

低域の質は正直言うと並です。アタック感や量感も含めて普通という印象でベリリウムコートのドライバが担当している領分のためかエージングが必要なのかもしれません。中域の質はやや乾いた音色ではあるのですが滑らかな音の質感が補ってくれるためか若干冷静さはあるものの楽器やボーカルの旨みを感じる部分があり、悪い感じがしません。高域は音色が潰れてやや粗い表現もあるのですがこの価格帯のクラスであれば十分以上の表現だと感じます。

ノズル交換

Blackノズルに交換すると低音の量感が強くなると思い込んでいたのですが、想像とは異なり音場表現としてボーカル域が遠くなるような変化をしました。確かに高域も減ってはいるのですが音場全体がかなり俯瞰的に変化するので好ましいと思う人もいるかもしれませんが、自分は少し勿体ない変化だなと感じました。

続いてRedノズルですが、こちらは逆にボーカルの音像が近くなった上で中音などのボーカル域の量感も上がります。高域が伸びると思いきやある程度迫力が出るような音色の変化なのでこちらも好みがでる変化なのではないかと感じました。

個人的なノズルの好みの順はGold、Red、Blackでした。

周波数特性

ノズル交換は記載してある文言と聴感上の変化としては想像と違う変化でもあったので周波数測定をしてみました。

結果は上記の通りでどちらかというと中域を上下させるフィルターノズルであり、Blackがドンシャリ、Goldがフラット、Redが中域重視と言った方がしっくりくるような変化でした。音場感でも音像の近さとして音色が変化したのはグラフを見るとなるほどとも思える変化でなかなかに興味深かったです。

ちなみにバランスのGoldノズルとNX7 ProのSliverノズル(標準)とを比較したグラフがこちらです。

NX7 MK4 vs NX7 Pro

NX7 Proから低音と高音が抑えられてフラット方向に変化していることがわかりますね。

ケーブル交換とか(オカルト注意)

ご存知かもしれませんがNX7 MK4は半年ほど前に限定販売していたFourMIXケーブルと同梱版が出ています。また、NX7 Proの同梱ケーブルからどのように進化しているのかも気になります。折角なのでこちらもざっと聴いてみました。

まずFourMIXですが驚くことに音のが纏まる方向に変化します。特に低域と中域の質感がさらに改善されて質感がさらに上品に変化します。FourMIXは音色が元気でハキハキとした音色の傾向を持つケーブルという認識が強かったのでこの変化は驚きでした。さらに良い面として高域の粗さがさらに丸くなり聴きやすくなります。欠点としては横の音場の広さは無くなる方向性で普通の幅になってしまいますが、この辺りはどのイヤホンに挿しても同じ傾向があり、それ以上に音色のアップグレード感を出してくれる点は他のイヤホンに付けた場合も共通の変化かと思います。

続いて標準ケーブルからNX7 Proに付属していたケーブルに交換してみました。驚くことに解像感は上がるのですが音の滑らかさがかなり低下して音色のまとまりが無くなる上に高域の粗さがより目立ちやすくなりました。逆にNX7 ProにNX7 MK4の付属ケーブルを装着してみたのですがNX7 Proもかなり乾いた高音特融のカリカリの音色が聴きやすい音色の方向性に変化しました。NX7 MK4の付属ケーブルは見た目も綺麗ですししなやかで取り回しやすいケーブルでしたが、音もかなりNX7 MK4に合わせて考えられた良いケーブルなのかと実感しました。

NX7 MK4初日の感想まとめ

私個人としては開発にかなり期間をかけただけあってNX7 MK4はかなり完成度の高い素晴らしいA15Kのイヤホンになったと実感しています。ライバルなども最近のイヤホンで言えばLetshoerのD13やBQIYZのTOPAZ、TRI Meteoなどが思い浮かびますが十分以上に渡り合える素晴らしいイヤホンになったと思います。解像度などが抜けて高いというポテンシャルは持っているのでエージングなど今後次第では20Kクラスにも届きうる名機にもなりうる可能性も持っている様に感じます。

 

MITER FiiO BTR7 ケースの使用感

f:id:el_snow:20221017215414j:image

先日紹介して購入したらレビューしますと言ったやつですね。はい。

el-snow.hatenablog.com

 

 

↑リンクはこちらから

 

トップの写真は入っていた箱ですが、中身はこんな感じでシンプルにMITERの布袋に包まれていました。
f:id:el_snow:20221017215405j:image

早速付けてみた感じがこちらです。左側は純正ケースです。

純正ケースはかなり余裕がある感じですっと挿入できましたがMITERのケースの方は寸法がしっかり作ってあるかんじでピチピチで入れるのに少しだけ苦労しました。

f:id:el_snow:20221017193502j:image

背面がこちら

f:id:el_snow:20221017215346j:image

斜めから見た感じはこちら、電源ボタンやボリュームボタンの位置が分かりやすくなっています。付属ケースはここが分かりにくいのが少し不満でしたので嬉しい変化です。ストラップの部分は縫い付けてあるだけなのですがこの重さであれば強度は十分そうです。
f:id:el_snow:20221017215342j:image

縫い付けてある分厚みがあるので表を向けて置くとと少し上側が浮いています。この部分のケーブルは縛っているだけなので他のケーブルなどに変更できそうですね。
f:id:el_snow:20221017215354j:image
ピチピチになったことでプラグをジャックから抜き挿ししても中のBTR7が動いてしまうことが無くなりました。標準ケースは強く持ってやらないとジャックに合わせて本体がケースから抜けそうになることが何回もあったのでうれしい改善です。

ただ、ケースに入れて5時間ほどはケースが本体になじむまでボタンを押してしまう様で、BTR7がまともに操作できませんでした。例えば「電源を入れようとして電源ボタンを押しても反応が無い」「電源が入っている時にボリュームを操作してもボリュームが変わらない」などです。5時間ほどすると革がなじんだのか誤動作が無くなりましたのでこの点は注意した方が良いかもしれません。

 

ということで今のところかなり良い感じですね。見た目としてはかなり高級感も上がりましたし使い勝手もかなり向上したように思います。特に標準ケースはボタンの位置が分かりにくくて手探りだった部分があったので地味にQOLが上がった様に思います。耐久性や汚れやすさなどはもう少し使ってみてレポートしてみたいと思います。

 

 

 

っということで今日はこのあたりにしたいと思います。ではまた明日。

■Appendix

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.13

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:MOTU M2 192KHz24bit 3.5mm変換

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み