ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:FiiO BTR7 最新FW1.85の変更点、Truthear x Crinacle ZEROがAmazon過去最安の5950円等

こんにちは

 

今日はみんな大好きFiiOのBTR7に新FW1.85がリリースされたのでついでに色々と測定して検証みた結果を書きます。

FiiO BTR7 最新FW1.85の変更点

f:id:el_snow:20221108201017j:image

過去のBTR7の記事

el-snow.hatenablog.com

el-snow.hatenablog.com

技適マークが画面内表示に対応

画像

見ての通り画面内での表示に対応したようです。

 

他FW1.85での仕様の変化

自分が気になったアップデート点を紹介しておきますね

メニューONOFFのボタンアサインが変更で使いやすく

ボタンが電源ONOFFとメニューのONOFFで同じ操作方法だったのでわかりにくいと言っていたと思いますがダブルクリックに変更になりました。FiiO Controlで前の操作にも戻せるようなので、操作に慣れてしまったので戻すか迷っていますが新しいボタン操作アサインの方がミスは少ないと思います。

PEQの設定が3種類保持できるように

増えました。単純にうれしいですね。
f:id:el_snow:20221108201119j:image

PEQの編集画面がグラフィカルに

PEQの設定値の編集がグラフィカルに変更できるようになりました。周波数については手動入力する必要がありますが、Q値とGain値については指で直感的に変更できます。上下がGainで、左右がQ値で、実際のフィルタの形状が確認できるようになりました。

f:id:el_snow:20221108201134j:image

不具合?BT接続時しかイコライザ設定が有効化されない

これは最初のVerからかもですが、PEQやプリセットのROCKやJAZZなどのイコライザ設定が有線接続時には無効化されます。(つまり有効な場合の周波数特性は取れない)

BT接続時しか使えないとなると個人的にはかなり不便です。有線時も有効になるようにしてほしいですね。

その他の変化

バッテリー保護と謎のインラインリモートなる機能が追加されました。バッテリー保護は80%で充電を止める機能の様です。

ただインラインリモート説明が無いのでさっぱりわかりません。

f:id:el_snow:20221108201157j:image

 

音質の変化についてはいまところ大きな変化はないような気がしますが、LDACの990kbps接続についてはやや接続が安定したような気がします(気のせいかも)

音量変化についての測定

1.85だからというわけではないのですが、気になっていた音量の変化について測定してみました。

バランス接続時の音量変化

だいたいのアンプはアンバランス、バランス接続方式で6dB変化するはずなのですがあまり音量が変化しないと感じていたのでNX7MK4を使って測ってみました。

3.5mm接続 vs 4.4mm接続

赤線が4.4mmで青が3.5mm接続です。音量の変化は3dBで一般的な6dB(電圧の振幅2倍)ではありませんでした。音量の変化が少ないと感じたのは誤差ではないようです。

気になる方は15KHz以上の高域の形がずれそうだと思われるかもですが、ここの領域はカプラの対象外の領域な上にシビアなので無視しください。

1kHz Align

取り直して合わせると見ての通り一致します。まぁ何が言いたいかと言うと接続方法で音量が変わっても音色が変わるデータ的な根拠はないということですね。

Gain設定での音量変化

続いてGainのHigh Lowです。

Gain High vs Low

見ての通り6dB音量が変化しました。こちらも重ねても音の変化はほぼ無いようですね。

@1kHz Align
バランスブースモードの挙動

f:id:el_snow:20221108201111j:image

FiiOコントロールにしか説明がない怪しげなモード設定ですがONにすると音が変わって音圧が上がることはわかるのですがどんな変化をしているのかイマイチよくわからなかったので同じ様にNX7 MK4で測定してみました。

3.5mm接続時のバランスブーストONとOFFの波形比較

4.4mm接続時のバランスブーストONとOFFの波形比較

結論として3.5mm, 4.4mmの接続方法を問わず全体的に約6dB(2倍)の音量になります。まぁ、説明どおり音量を取れないときはONにすると良さそうです。

にしてもわかりにくいですね。

纏めるとBoostのONOFFとGainのHigh Lowで擬似的にはGainが3段階になるようなものでしょうか。

なので

3.5mmは0、+6dB、+12dBの三段階

4.4mmは+3dB、+9dB、+15dBの三段階

になりますね。

まとめ

一番の目玉はイコライザ機能でしょうが、日本では技適マークの画面表示などがホットなトピックですね。現状はシール対応でしょうからFWで対応できれば代理店の作業や管理コストが下がりますのでBTR7の低価格化が期待できますね。音質の高さと使い勝手の両立が素晴らしいBTR7ですがFWによる機能も向上しつづけておりさらなる飛躍が期待できますね。

Truthear x Crinacle ZEROがAmazon過去最安の5950円

ということで明日到着予定です。こちらもHM20同様に3Dプリンタで音導管を作っているそうで、HM20の高音質の泉源がどこにあるのかのヒントになればと考えています。

ちなみにポイントとしては今であればプライム配送にも対応していることでしょうか。

 

TOPPING DX7 Pro+が15%OFFで過去最安 82450円

私ががかなり気にはなっている測定サイトで高いコストパフォーマンスを持つDACAMPですね。使ったことは無いのでお勧めするわけではないですが、かなり安いですね。この調子でL70はブラックフライデーあたりに安くなって欲しいものです。

 

 

ということで、今日はここまでにしたいと思います。明日はいよいよTruthear x Crinacle ZEROが届きます。楽しみです。