こんにちは
ゆるふわにオーディオやってるすのーです。
今日は先日購入した水月雨 MoonDrop Droplet 水滴という名前のイヤホンについてです。このイヤホンはUSB-CコネクタでDSP処理をした1BAという異色なイヤホンになっています。
かなり前に本国では発売になっていたことをHifiGo経由で知ったのですが、形状がIEMタイプでは無くイヤーピースでホールドする単なるカナル型だったので、装着できない可能性を考えて様子見していました。
また、あまりにも事前情報無く唐突販売開始され、かつ国内レビューがほぼ皆無であったことも理由の一つです(海外サイトまで調べに行くほどの興味は持っていませんでした)。
そして最近FFさんがツイートで絶賛しているのを見て「ほう、そこまで凄いのならば」と買ってみようとなりました。
もちろん元々1BAイヤホンはSHURE SE310という骨董品レベルの古い製品ぐらいしか持っていないことと、DSP処理により3000円のTANCHJIM ZERO DSPの出来栄えが素晴らしかったことも興味を持った要因の一つです。
でZEOSのイヤーピースなどと合わせて100$を超える様にして届いたのがこちらです。
この時はZEOS Renderはこの時はHifigoでしか買えなかったのですが今はAmazonでも買えますね。
←通常の検索ではヒットしにくいのでとりあえずリンクおいておきます。
で、音なのですが、最初は付属していたフォームタイプのイヤーピースを使い、聴いてみたのですが「すげー音悪い!!」という感想でしたw。
とにかく何がと言われると、よくわからなかったのですがものすごく音が悪い感覚になりました。特筆すべき点も見つからずうーんどうなんだろうと悩みます。正直言うと私はER-4S系は装着できないので、ER-4SやDropletがどのあたりまで迫っていて凄いのかがさっぱりわかりません。
イヤーピースをいつものSpiralDot++に変えてもういとど聴いても微妙です。あきらめて壊れているかもしれないと思い、周波数特性を取ってみました。
結果はこちらで、ちょっと所々にヒゲはありますが概ね問題ありません。
ちなみにイヤーピースを変えると9KHz付近のピークが大きく変化するようです。
その後、この日は調子が悪かったのかもと数日イヤーピースを変えながら色々と試していましたが結論としては、Dropletはボリュームが大きめの方が良い音に感じられるように思いました。
細部を書くとDropletの音は繊細でありながら近く横方向の音場が極めて狭いというものです。イメージとしてはTANCHJIM ZERO(マイク無し)の音色をBA風にした感じです。だからどうだというわけではないのですが、横の音場が無いものとして音楽を聴けば価格を踏まえればかなり解像度や分離も良い様に感じます。
奇しくもこのDropletのケーブルはTANCHJIM ZEROとそっくりです。
↑Droplet ↓ZERO
ということで、Dlopletは違うケーブルで聴いてみたいと思えるイヤホンで、時間ができればリケーブル化改造してみようと思います。
Dlopletは国内販売の予定が無い様ですが個人的にはステムに返しが無いタイプであることも踏まえると一般受けは今日発表されたJIUの方がするように思います。
Moondrop JIU 菊がHifiGoにて3300円ほどで買えるようになってる
— すのー🐈ゆるふわオーディオ™️ (@snow_el) 2023年4月20日
仕様みてCHUと比べると微妙にチタンコートからメッキになってたり感度とかが違うからDSPチューニング以外も違いそうhttps://t.co/qlV7zpr3qL pic.twitter.com/H6jGBiTQyv
菊JIUの販売は恐らく日本でも予定されていますし楽しみです。
ということで今日はこのあたりで、ではまた明日。