ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:レビュー予定 HIDIZS MD4 XO と LETSHUOER DZ4、ケーブルのインピーダンスについて

こんにちは

今日もゆるふわにオーディオやってるすのーの雑記ですが、今日はちょっと最近思うことも書いてます。

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レビュー予定 HIDIZS MD4 XO と LETSHUOER DZ4

まぁタイトルの写真の通りなのですね。HIDIZSさんからのリクエストでこの2機種をレビューさせてもらうことになりました。ちなみに一応趣味でやってるのでいつもと同じ基準でやっていますとはよく書いているのでそれはその通りなのですが、補足しておきますと、金銭も一切いただいていませんし、記事の中身について好きに書かせてもらうという条件で合意できた場合にのみレビュー記事の依頼を受けさせてもらっています(勿論普通に初期不良みたいな症状の場合は通常の購入と同じ様に対応させてもらっています)。

最近は結構メーカーさんからの依頼ついでに、必要な報酬についても聞かれることがあり、驚いていたりします(恐らく有名なレビュアーだと記事にしてもらうのに金額が必要なのだろうと思います)。そして好き勝手に描くことに合意出来なかった場合はお断りさせていただいていたりします(イントラコンカイヤホンなど自分に合わなさそうなイヤホンも先に断っていたりします)。

まぁ何が言いたいかというといつもと同じ様に書いてますというのは本当にそうですよと言う事を言いたかったのと、HIDIZSさんはとりあえず誠実なメーカーさんだということです。

さて、話を戻しまして、HIDIZSさんの機種ではとりあえず巷で評判の良かったこの2機種をさせていただくことになりました。10日ほど前に届きましてMD4はエージングなどをしながらざっと聴き込みを開始しています。来週ぐらいには記事にできればと思っています。

音色について

今のところのMD4の感想でいえば、解像度などの基礎能力はかなり高いもののかなり癖が強く生音に近い方向から真逆のエフェクティブな音色だということでしょうか。音色の方向性は全く異なりますがKZのAS06の様ないい音なのかもだけど生音はこんな音じゃないなという感じの音色です。ちょっとあまり聴かないジャンルなどに合いそうなこともあり、もう少し時間がかかる感じです。

SWの周波数変化

ちなみにSWの変化に対する周波数特性はこんな感じでした。

*1

RAPTGO Bridge などと違ってSWでダイナミックに波形が変わりますね。

 

あ、あとFaceBookの方で発表があったようですがLETSHUOER の新機種 DZ4も予定しています。仕事も忙しくてあまり進んでおらずゆっくりですが、ちまちまやっていこうと思います(発売までには間に合わせるつもりです)。

 

ケーブルのインピーダンスについて、どうでも良い話

↑参考

私はケーブルの品質に直流インピーダンスがある程度関係があるだろうと当たりを付けてイヤホンケーブルの直流抵抗値RdcをHOT(+側)、COLD(ー側)の測定をしているのですが、この直流抵抗と高域の減衰は正直言って直接関係が無いと思っています。

Rdcの成分は周波数特性グラフで言えば基本的にグラフが上下にスライドするだけで、高域が減衰するのはケーブル内部の特性インピーダンス、もしくは直接的に等価回路としてのリアクタンス(コイル)成分だと思っています。また、イヤホンを主体に考えればケーブルはアンプ側の出力抵抗にもなりますので、ケーブルの抵抗値がイヤホンに比べて大きくイヤホンのインピーダンス周波数特性が暴れていれば分圧で大きく波形が変わるイヤホンもあります。ただ今までのケーブル測定では大きくても2Ω程度なので変化はそれほど大きくはありません(当然64 audioやCampfire Audioのような10Ω以下のイヤホンでは影響は大きくなりがちです)。

これは回路の基本的な考え方の話で一般論だと認識しています。けれど世の中にはこの直流抵抗値の値を見て高域の減衰量がわかるような言い方をしている人も見かけて、個人的に理解が及んでいません。これについてはきっと私の知識量が足りないのでしょうが稀に「イヤホンケーブルのマイナス側はグラウンドだから電気が流れていません」や、「イヤホンケーブルの+ーは両方ともに逆にすれば逆相ではない」というようなトンデモ知識も見かけたりするので真偽が良くわかりません。(もちろん素人相手ではそれで良いのでしょうが何かモニュるところがある説明です・・・)

誰かこのRdcで高域が落ちるロジックについて教えてほしいです。まぁ、LCRメーターがあれば直流抵抗値以外も測れて真偽がはっきりするのですが今はいないので良くわかりません。そろそろちゃんとしたLCRメーターが欲しいところです(泣)。読者の方でイヤホンケーブル用にお手頃かつ性能も良いLCRメーターがあれば教えて欲しいです。本業用だと40万コースなのでちょっと辛いです・・・(・_・;)。

 

というところで、ざっくり思っていたことを書いたので長くなりましたが、今日はこのあたりで。ではまた明日。

*1:

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.13

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:MOTU M2 OUT 6.3 to 3.5mm

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み