こんにちは
きょうもゆるふわモフモフオーディオしているすのーです。
昨日から水月雨Moondrop DAWN PRO + CCA HM20 + TRIPOWIN SERAPH で優勝していたのですが、今日は予告どおりDAISOのブリリアントや、最近のニュースなどについての雑記です。
日本一音が悪い(かもしれない)DAISO No.48 ブリリアントタイプ
Xで流行ってますねー、1年に一度ほどこのイヤホンは流行る気がしますが、100均の商品のサイクルが長すぎることもあり、このDAISOのNo.48 ブリリアントタイプは私の中でも不動の一位の音の悪さを誇っています(写真左下)。
ちなみに私の好みグラフのこの位置にいます(笑)。
ちなみにブリリアントは2本あって、1本がRL逆でそっちは赤の矢印も30のところにいます(笑)。それぐらい音が悪いです。
Xのタイムライン「そこまで音が悪いなら・・・」と興味本位、怖いもの見たさで購入する人があとを絶たないのですが、注意が1つあります。
ブリリアントって同じ名前の別の100均イヤホンがあるんです。つまりDAISO No.48 ブリリアントタイプの偽物があります。
写真の奥にあるやつです。こちらはマル七という会社が作っているイヤホンでDAISOのものより音が良いです(普通は喜ばしいことなのですが・・・www)。ただ、残念ながらじゃあ音が良いかというと音が悪いです。めちゃくちゃこもってます。
周波数特性
このブログを読んでいる酔狂な人なので気になりますよね?周波数特性。Xでは平均したものを流しましたが。こちらが2本分の生データです。DAISOのNo.48
ブリリアントタイプ
いやーきれいな山脈ですね。。。(違)。SPL周波数特性グラフということを忘れてもう雄々しさすら感じてしまいます。おそろろしいほど低音がでておらず、カプラの中のマイクの感度の問題でノイズが乗っています。
グラフをよく見ると1kHzは90dB程度の音が出ていますが2KHzや200Hz以下は55dB以下になっておりその差は実に35dBと50倍の音量差があります(笑)。
普通のイコライザは±10dB程度しかいじれないので周波数特性の上下が大きすぎて普通のイコライザでは対応できません。
苦しい褒めポイントとして2本あるけど個体差が少ないかな?っと思わせて1本は先程も言った様にRとLが逆です。
こんなめちゃくちゃなのに刺さりやすい8〜9KHzあたりはきっちりピークがあったりします。はっきり言って救いようがありません。
ちなみに一応通算で3本買っていますが、ほぼ同じです。もう一位でいいですw。でももっと音が悪いだろう!!っと思って聴いたので意外とまだ聴けなくもないという気持ちで以外と嫌いじゃないです(なので主観的は55になっています)。Brilliantは日本一と思われるイヤホンを手に入れたという謎の満足感があります。主観的好みの55点はこの幻のような満足感がバイアスを付けているのかもしれません。
では偽物のブリリアント、音が少し良い方はどうなんでしょうか?
マル七丸七 ZY-81B Brilliant
えーっと低音はかなり出るようになりました、しかし左右差が酷いです。しかも2本ともRLの音量が違います。またさらに2本買っているのでがそれも左右差がありました。ちなみに聴感上はこちらも酷い音ですがすこしだけマシです。
ところで「100均で一番音が悪いイヤホンを聴いたら100均で一番音が良いイヤホン聴きたくないですか?いや聴きたいはずや!」ということで
100均で一番音が良いセリホンAT-ES11
この写真の右上のやつです。ちなみにこちらも間違えやすい偽物があってそれは写真下にある音がクリアに聴こえるというイヤホンです。
セリホンについては過去の記事でも取り上げているのですが最近品質が上がったという噂があります。DAISOの高音質シリーズの品質が下がっているのは肌で感じているので本当ならば驚きです。ということで半年ほど前に追加で買った新品のセリホンを開けて計測してみることにしました。
先に周波数特性を出します。
周波数特性
AT-ES11 セリホン
は?なにこれ?
舐めてるの???
1万円のイヤホンでもここまで左右差少なく無いんですが??????wwww
ちょっとグラフの形は知っていたのでどうだ、きれいだろ?これ100均なんだぜ?って言おうと思っていたのに左右差がイかれてるほど小さくて逆に自分がびっくりしました。
いずれにしてもセリホンが普通の数千円するようなイヤホンと遜色ない周波数特性を持っていることがわかりますね。
続いて「音がクリアに聴こえる」の方です。ちなみに型番はありません(さすが100均)。
音がクリアに聴こえる
セリホンには敵いませんがブリリアント2本とはレベルが違うほどマシなグラフです。ただ、音が良いかと言われる音は悪いです。このぐらいならイコライザでいじればまともな音になるかもしれません。
昔You Tubeで流行った「イコライザをいじれば100均でも1万円のイヤホンに!」みたいなのはこれぐらいのイヤホンであればできるかもです。ちなみにセリホンはそれすら不要です。
ということでそれぞれのイヤホンの平均グラフを比較したものがこちらです。
ブリリアントの異常さとセリホンの凄さがわかります。ちなみにこのグラフ正規化していないのでグラフが上にあるほど音量が取りやすいことを示したグラフにもなっています。
ブリリアントは音量も取りにくいんですよね(笑)。
ということでブリリアンが気になったらぜひ音が良い方のセリホンも買ってみてください。その差に驚くことができます。
ちなみに自分は2年ほど前にセリホンを通算30本ほど買いましたが不良無しの個体率は約30%でしたのでできれば3本買って音が良いなと思ったものを聴いてください。そこも楽しむのが100均イヤホンの醍醐味です(笑)
終わりに
ちなみにHIDIZSからMS1ギャラクシーというイヤホンが出たようですね。そこそこタイムラインで着弾を見かけます。
↑こいつです。音は聴いたことないですが、間違いなく100均イヤホンよりは音が良いのでここまで読んでしまったような酔狂な人には興味無いイヤホンだと思いますが、個人的に気になっている部分があって、それはこの絵です。
私、崩壊3rdってゲームを昔やってまして、絵がなんかそれっぽいんですよね。気にはなっているのですが、近々FFさんから大量に機材が送られてくるらしく着弾予定もかなり多いので尻込みしています。
MD4は素晴らしい電子音向けイヤホンだったので、この絵のテイストとも合いそうです。↓こちらもよかったら見てください。
今日は他にもMoondropの新製品のニュースなどもあって書こうと思っていたのですが量も増えたので続きは明日にしたいと思います。
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