こんにちは
今日は昨日の予告通り、昨日見つけた最新のDAISOの330円イヤホン PU006(1491), LBL007(1507)についてです。
昨日の記事はこちら
DAISO330円シリーズとは
まぁ100均のDAISOで買える音質に定評があるイヤホンシリーズです。110円ですと入手性を踏まえるとセリアで買えるAT-ES11通称セリホンが一強に近いのですが、330円となるとこのDAISOの高音質イヤホンシリーズに定評があります。当然100均なので保証も基本は7日間と初期不良保証しかありませんし、使い捨て用途になりますが、その中でも音質が良いもがあるのがおみくじの様に面白いのです。
ということで、私のイヤホンランキングでもA300円では常連のイヤホンたちになります。
過去のイヤホンのレビュー的なのはこちらです。
いずれにしても一つ前に発売された49XXシリーズは品質面でいまいちだったので今回もあまり期待していなかったのですが嬉しい誤算となりました。
パッケージ
いままでで一番オシャレなパッケージだと思います。
見た目はかなりAL-002に似ています。裏面はこんな感じ
拡大するとDAISO BRASILの刻印もそのまま読み取れます。
また、おそらくこれらは全国のDAISOで購入できますが、姉妹店の300円均一店舗でも同等品が異なるパッケージで売られているようです。
裏面を比較してみると同じ刻印があります。
AL002のパッケージと比べると表示上はほぼ同じグラフになっています。
ということで今回の新型はAL-002の新型になります。同じチューニングかどうかは聴いてみての判断になるでしょうか。
ビルド
初期のALシリーズと同等の品質でしょうか。かなり綺麗に仕上げてあるように感じます。
プラグもほぼ同じに見えます。
マイクも同じですね。かなり品質が良いですが、プラグ周りの耐久性はいまいちなので注意が必要です。
AL002と比べてみるとこんな感じでほぼ色違いに見えます。
音とか
PU006(1491)
MBP15Late2013に直指し、イヤーピースはJVC SpiralDot++で聴いてみるとかなり整った音色だと感じます。伸びや透明感、明瞭さなどは上位の機種と比べるとちょっと物足りないなと思う部分はあるものの個人的にはAL002よりも低音が少なくボーカルやその他の楽器とのバランスが良く音場が広く感じます。330円円ではかなり良い音色ではないでしょうか。
測定
測定結果はかなり良いのではないでしょうか。個人的に330円シリーズで一番バランスが取れている周波数特性グラフだと感じます。初期のALシリーズ並みにマッチングも良好です。
LBL007(1507)
006と聴き比べたのですが個人的に006とほぼ同じで差を感じませんでした。チューニングは同じかもしれません。
測定
こちらも006とほぼ同じ結果でしょうか。折角なので両者の平均を比較してみました。
かなり良い精度で一致しますね。周波数特性上は同じチューニングだと思われます。
AL002との比較
聴感上は002の方が低音のアタックが強くタイトでパワフルです。ボーカルなどの中域も少し近めで迫力があります。しかしながら逆に音場感が失われてやや平面的で中央に音像が寄る傾向がありました。解像度はほぼ一緒でしょうか。
周波数特性上の違いはこんな感じで、低音が強めになっていますね。
まとめ
新シリーズはかなり良いチューニングなのでは無いでしょうか。私の手持ちの002は初期ロットなので今ではチューニングは変わって006や007と同じという可能性はありますが、初期のAL002とは明確に異なるチューニングでありながらより一般受けするチューニングに変えてきていると感じます。
前回の新作49XXシリーズと比べてもビルドクオリティが高く、今回は前回より好印象です。
蛇足(所感)
一応006と007は同じかもしれないと思いながらビルド不良による逆相などの可能性を踏まえて2個買いましたが今回は不良もなく杞憂でした。100均品質なのでたまたまあたりを2個引いた可能性もありますが、かなり素晴らしいチューニングだと思います。もちろんいつまで同じかどうかも保証されないので本当に博打なのですが良いイヤホンで良かったです。
ちなみにALシリーズは普通に常用すると3.5mmプラグすぐに大破するので常用ではおすすめしません(怒)。私の様な狂人以外は素直に有線なら竹CHU 3.5mmとかZERO DSP(USBC)、菊JIU、無線なら昨日のGEOホンあたりを買ったほうが幸せになれると思います(笑)。
参考
ということで、簡単ですが今日はこのあたりで