こんにちは
今日は体調が悪すぎてレビューはお休みでなんとなく思った雑記です。
最近、TLで質問があったり、過去に質問箱に質問があったのでバランス接続についての個人的な意見ですね。
このような記事を読んでいるからにはバランスにすべきか悩んでいるようなオーディオ沼に入ろうかなと色々楽しんでいる人なのだろうと思います。なので結論から言います。
最高の音質を目指す、聴きたいなならバランス接続が良いです。気になるなら四の五の言わずに試してみましょう。
ゆるふわで良いならアンバランスで十分です。
もちろん機材にもよるのですが、あとはその結論に至るまでのロジックです。気になる人は読んでみてください。
具体的にバランス接続、バランスのアンプには利点と欠点があります。バランス接続の回路設計のメリット、デメリットは明確です。
まずはメリットから
・電圧が2倍にできる(6dB)
・平衡な伝送は伝送路の外乱ノイズに強い
・LR間のチャンネルセパレーションが良い
つまり、よりパワーが出てノイズに強くなるということです。
では次にデメリットです。
・2倍の回路のために消費電力が増える
・2倍の回路のためにコストが増える
・機材の体積(実装面積)が2倍ほど増える
・アンプの出力インピーダンスが2倍になる
・ノイズフロアが増えやすい(出力に比して)
・プラグの互換性が低い(一般的な3.5mmジャック使えない)
つまり音質的なデメリットで言えば出力インピーダンスとノイズフロアになりますが、ある程度の電圧を出すような機材、もともとインピーダンスが低い機材以外はほぼバランスが良く、バランスで伝送するという技術自体は電気回路では信号品質を上げるための基本的な技術と言われています。
つまり何どういうこと?というと機材によるというのが答えになってしまいます。
具体的には能率が悪いヘッドホンなどで出力する機材のインピーダンスが高い機材ほどバランスのメリットが大きいのですが、インピーダンスが小さいイヤホンなどの機材ではバランスのデメリットも大きくなってしまいがちです。
じゃあ自分はイヤホンしか聴かないしバランスじゃないほうが良いじゃん?と思いがちですが、そうは行きません。というのも今売っている大体の主流のアンプはバランスとアンバランスの回路を両方積んでおり、片方しか無いというアンプはほとんど売られていません。
そしてアンバランスの3.5mmとバランス4.4mmの両方があると4.4mmの方がコストをかけて作られている事が多いです。
つまり良いDACやアンプを買ったとき、4.4mmのバランス接続が付いていて気になるなと思った場合、バランスの4.4mmで接続するほうがだいたい良い音になります。
以上です。。。。。。
いや、まぁ補足すると
もちろん異論はあるかと思いますが、個人的に、もう気になったら負けなんですよ。きになるじゃん4.4mmのバランス接続という響き、買ったDACアンプに4つアンプ積んでるのにアンバランスの3.5mmでは2個しか使われないとか勿体ない感が半端ないですもんね。そしてバランスの4.4mmだと4つ全部使われるとかそれだけで脳汁でます、ガハハ。
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