ゆるふわオーディオ日記(blog)

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インプレ:KZ symphony 1PR+1DDイヤホン KZ流の"真の平面"  結論:平面の完成形と名高いPR3に低音が楽しいCasterBassの低音を足すというクソ楽しい「KZ流の真」 #PR KZ

こんにちは

今日はKZ様よりPR依頼の「KZ symphony」の ファーストインプレッションです。基本的にはXのポストについて周波数特性や写真の補遺なのですでに読まれたかたはそのあたりを中心に読んでいただければ!(>_<)

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KZ Symphony – KZ ACOUSTICS

Xのポスト

まとめ 価格帯:A10K

ファーストインプレの結論としては平面駆動の低価格の雄PR3にCaster Bassの低音表現をさらに悪魔合体させた良ドンシャリ
箱出しの標準ケーブルでもかなりまとまった音色になっておりかなりバランス良いのは強み

🔶音以外について

・箱はいつもよりちょっといい感じの素材、昔あった謎のプレートは無かった
画像・いつもの銀メッキケーブル

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いつものフジツボイヤピに標準はフォームタイプ

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・筐体は半透明でHM20などと同等の3Dプリンタ製を思わせる積層痕あり
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・ビルドクオリティは高い、綺麗

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・平面のマグネットアレイ、DD構成が観察可能
フェイスプレートは綺麗、デザインも悪くない
・筐体のサイズはやや大きめ
・音量はPR3よりも取りにくくく、鳴らしづらいので注意
総じて10kとして本体のクオリティは申し分なし、付属品は低価格KZとそれほど差がなく微妙

 

🔶音について(暫定)

FIIO M17、JVC SpiralDot++、Gainはヘッドホンモードで試聴、要望があったのでCasterBassとPR3ともざっと比較 *標準ケーブル

・帯域バランス ドンシャリ

 これだよこれ!っというKZ系ドンシャリ
 低域と高域が良く映えるけれど中域も負けじとなる感じ、PR3より低音が強い、CastarBassよりバランスがよい

・音色 A

 全体としてはやや寒色で低音は暖かめ、明暗、湿度、余韻、スピード感、厚みはおおむねニュートラル、響きは少し多めかな
 PR3からはやや暗めでニュートラルになった

・解像度 B+

 PR3とほぼ同等でA10Kでも十分、Casterからは大幅向上、解像感や明瞭感はPR3の方が上

・定位、分離 B+

 おおむね十分以上、10Kクラスなら申し分なし

・音場表現 A

 素晴らしい広さ、横は広く、上下もやや広め、前後は普通、音像はおおむねニュートラル、PR3の方がやや近く少し狭い、

・低域 A

 がっつり中低から低域が分厚く、ドライでパワフルな低域表現が楽しめる、Casterよりキレがあり個人的に好み
 PR3で低域足りないと思った人には単純グレードアップになる、サブベースはほぼ同じ感じ

・中域 A

 PR3の方が近く生々しい表現が得意だが、上下の音域にマッチした十分以上に素晴らしい音色
 CasterBassと比べると嘘っぽい音色が嘘みたいに無くなり普通のイヤホンの域に達しており、CasterBassで嘘っぽい音色がダメだった人にはアリ

・高域 A

 PR3から定位が良く、適度な高域表現になった感覚、女性ボーカルのサ行などの歯擦音も刺さりにくくなったのは万人受けしそう

 

 総じて、CasterBassとPR3(PR2)の良いところをいいとこどりしたかなり良機種という感じ
 リケーブルしなくてもしっかり価格なりの音を出してくれている点を踏まえるとKZの中でもかなりチューニングが良いイヤホンだと感じた

🔶リケーブル 

ざっとNICEHCKのAceOrpheusをつけてみたけれど、前後の音場や音色の上品さが改善されたものの、音色が遠くなりすぎ値段に見合った変化は得られず
色々と試す必要はあるが、そのままでもリケーブルは無理にしなくても良い、ぐらいの音は出てくれる

🔶イヤーピース、アンプ相性

要望があれば後日追記します

🔶周波数特性

左右差

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vs Caster Bass

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スイッチによってこととなるのですが、おおむねCasterのBassの形状

vs PR3

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CasterBassとPR3をまんま足した感じで草

インピーダンス特性

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えー、っと、低域では80Ω近くあるインピーダンスは1kHzで18Ω程度、10kHzでは6Ω程度しかないのでかなり上流を選びやすい周波数特性。

ただ、イヤホンメーカーのハイエンドラインは特性が厳しくともメーカーの求める音質を求める特性になっていることが多く、KZで1万円を超えるこのsymphonyは相応しい特性なのかも

また、このような特性の場合、上流のアンプで音が変わりやすいため上流を変更したときの音の違いを楽しむこともできます

 

🔶まとめ

個人的にはそのままかなり良い音なのでKZの中でもかなりレベルの高い機種であり、KZなりの高級路線の音色に対する回答という感じがした。
PR3は上品な音になりすぎていたのでCasterの面白さも付加してくれた感じ
鳴らしづらい点や、付属品はあれだけれどもKZハイエンドラインに相応しい強気な値段と名前に見合った性能になっているのは素晴らしいと思った

個人的にはこれは好きだなという音色なのでKZのsymphony、真の平面の音色が気に入ったら全然アリだと思う

APPENDIX

KZ Symphony – KZ ACOUSTICS

 

peing.net

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