ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

雑記:祝KZ10周年記念 KZ ESXを聴いてみた件(1/2)

こんにちは

 

今日はKZ ESXの雑記です。

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■祝KZ10周年? KZ ESXの購入動機など

まぁ表題の通りなのですが、昨日KZの10周年の企画商品であるESXが届きました。KZの公式サイトの歴史を見るとなんか12年前から活動しているように見えるのですが気の所為でしょうw。私がKZを知ったのはUEの10Proっぽい名前のZS 10Proからなのでかれこれ4年ほど前になるのでしょうか。荒削りだった当時から考えれば昨年発売したZASなどは本当にまともなイヤホンに仕上がってきていると思います。

最近はZEXやDQ6S、NRA、ZEX Proなどの騒動もありましたが、一部で焚き付けていた層が6万円近い価格のSTEケーブル(代理店を除く)を擁護したことでやっと霞んできた印象があります。とは言え音が良ければ良いっという考え方は一部納得できるものではありますが、やはりスペック理由に高額な値付けをしているにもかかわらずスペックを騙って不当に高額な金額で販売する行為は商慣習にも法律にも違反する行為かとは思います。

20年ほど前の据え置き界隈ではそこに加えて売る側が「このケーブルの音が分らないのはユーザーの耳が悪いから」などと徒党を組んで貶していたことは今でも忘れられない卑劣な行為です。ケーブルなどは感性の問題なので測定値上の数値と聴感の変化がリンクしやすい人とリンクし難い人にわかれることは当然で、事実を知って多くのファンが幻滅して据え置きオーディオ界隈から去っていったことは今でも忘れられません。それらを揶揄するが如く、電柱や電力会社のコピペが某掲示板などで流行ったのはまさにそのタイミングだったと思います。

それらを踏まえても今後、あの時の様な衰退を招かないためにも真っ当な会社が生き残って欲しいものだと感じるところです。もちろんだからと言ってKZがまともな会社なのかと言うのは議論の余地はあります。ただ日本も海外も老舗と言われている企業も創業当時は社会にが混乱しており、様々なコピー商品などを作ってきた歴史があるメーカーも多いです。それらの企業は過去の悪行を反省し、乗り越えて信頼を獲得していった結果、今があるとも言えます。過去のKZについても中国という立地を考えれば同様の時期であり、今、そして今後のKZに期待したいという気持ちがあり、今回のKZ10周年記念(2400円)のイヤホンを購入しました。

 

*尚、前回のKZの騒動はDQ6sの製造不良を除いてチューニングのアクロバティックさを認めると、ユーザーを欺く行為(ドライバが載っていない等)は無く、未だ疑惑域を出ていないと聞いています、あれから続報はどうなったのでしょうか?。どなたか知っていたら教えてください。

KZ ESX

 

■箱とか付属品とか

毎回KZのフラグシップモデルでは良くわからない鉄板のプレートが付属していましたが、今回のESXでは10周年記念メダル?のようなものが付属していました。

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それ以外のイヤホンそのものとしては普通のKZでケーブルも最近の取り回しが良いタイプのケーブル(写真1枚目の左上のもの)が付属していました。イヤーピースについては一部界隈で好評?なフジツボタイプの白が付属しています。正直自分は白も黒も耳にフィットしないので良し悪しがわからないのですが少しづつ改善できているのは良い事なのだろうと思っています。

 

にしても実物のフェイスプレート面?はとても綺麗ですね。20$前後のイヤホンにこの加工技術を投入できるのは技術力向上のたまものなのでしょうか。

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マクロの付いていないスマホで撮っているので実物はもう少し綺麗に見えます。ステムは細いタイプ、シェルの中身は透明になっているのでドライバが入っているのが見えますね。本体は3層になっているのでしょうか真ん中の層にはベントが見えており半開放型になっていることがわかります。穴が開いているからと言って開放型とも限らないのが中華イヤホンなので実際に耳を傾けてみると実際そこそこ音漏れがしていました。

尚、分かりにくいですがドライバの横に空きスペースがあるのでCCZのmelodyの様にBAが追加されるのかもしれませんね。

■インプレとか

さて、標準ケーブル、そしてイヤーピースについては初期のものが装着できないのでSpiralDot++を装着してM17で聴いてみました。S12を聴いた耳でそのまま聴いたせいでしょうか、第一印象は「もの凄いベース音・・・」の一言でした。音場の広さ音の厚みや解像度などそれぞれの要素としては概ね2000円クラスと考えれば十分かとは思いましたが、気になるのは異様に鳴り響くベース音でドラムやティンパニーなどの低音は目立たないのが不思議です。分厚い低音とは裏腹に中音と高音は薄く相対的に弱々しくかなりピーキーなミッドベースの低域重視のバランスです。っということで私のファーストインプレッションは「KZ君10年の集大成とか言って全然集大成感無いんだけど・・・」って感じでした。なので今思うとこれはベース音が大好きな人、ベーシストに向けたイヤホンという印象です。

 

■ケーブルとかイヤピとか変えて聴いてみた件とか

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一日経って今日ですが、まずベースが強すぎるのでそのあたりをどうにかするカスタマイズをしてみました。

イヤーピースについては初期のものが装着できていないことから中高域を伸ばし低域を減衰させやすい傾向のものを考えたところ、清泉などが浮かんで付けてみるといい感じに低音が弱くなります。このぐらいの低音の量感になってくると中域、高域の音色も悪くないことが分かってきます。これは調整すればなかなか悪くないかも?なんて気持ちになってきます。然しながらこの清泉、Lサイズでも小さく、フィットが安定せず音も安定しません。他にないものかと考えて次に試したのはCP100+ですがこれがまた低音が強い、もちろんCP100+は低音が減る傾向のイヤーピースではないので仕方ないのですがESXを使いこなすにはちょっと合いません。根本的に減りやすいイヤーピースとしてはあと手持ちにあるのはAEX50があったので装着してみるとこちらもかなりバランスが良くなりました。

ESXは低音の量感が多すぎると感じた場合、清泉、AEX50どちらかのイヤーピースを付けると良いかもですね。

 

次はツイートでも言及していましたケーブルです。

 

測定結果だけでなく聴感のバランスについても色々と書きたいなと考えていたのですが、今日は調子が悪くこのぐらいにして残りは明日にしようと思います。

 

ではまた明日。