こんにちは
今日は雑記です。
AKG K501という名機
すみません、完全にランキングに入れるのを忘れていました。というのものこのK501はレトロヘッドホン愛好家のFFさんから半年ほど前に適価で譲っていただいたものです。恥ずかしながらAKGファンであるのですが実は歴史が浅くK701以降の機種しか使ったことがありませんでした。実際にK501を聴かせていただいて思ったのは中高音のクリアさとその美しさでK701と別物という感想でした。聴感には個人差があるかと思いますがK501を聴いた後ではK701ですら少し曇った印象すら感じ、音場表現を別にしればK812にも肉薄する音色だと感じます。
問題というか気になる点としては経年劣化によるゴムバンドの伸び、そして2~3mというケーブルの長さです。K701の様に1.5m程度にしたりバランス化したいところですが流石に貴重なヘッドホンなので壊れるまではこのまま使いたいとも思います。どうにか2台目を入手して改造するというのも手なのかなと感じます。
*ちなみにそれまではどちらかというとSENNHEISERのHD595を愛用していました。
SIVGA PHOENIX, SV021到着と箱出しの簡単なインプレ
上記のリストをご覧になられて気づかれた方も多いかもですが新進気鋭の高コスパメーカーことSIVGAの新ヘッドホンPHOENIXとSV021についてSIVGA様より提供をいただきレビューすることになりました。ヘッドホンについてはいくつか手持ちはあるのですがそれほど数が多いわけでも無いため、レビューについてはある程度チャレンジなると言う旨を伝えたのですが、それでも良く、思ったままの事書いても良いとのことでしたので快諾させていただきました。
Amazonのリンク(商品説明)はこちら
まぁ詳しくはレビューで書予定だったのですがこちらの2つのヘッドホン、予想以上に開封体験が素晴らしかったのでちょっとだけ聞いた感想を含めて忘れないようにインプレを書いておきたいと思います。
開放型ヘッドホン PHOENIX
いや、驚くほどに高級感がありました。最近購入したSENNHEISERやAustrian audioのヘッドホンは凝ってはいるものの、プロ用ということもあり簡素な箱ですしデザインも無骨ですが、SIVGAは違いました。めちゃくちゃビルドクオリティが高い上に開封時の箱の中から木の良い香りがします。最近のイヤホンではケーブルが臭いなど揶揄されることがありますが、良い香りがするというのはここまで開封体験を高めてくれるのかと改めて実感しました。プロユースに近ければ近い程そのような要素はどうでもよい話になるのですがリスニング用途でコンシューマ向けの4万円のヘッドホンとはこういうものが大事なのだだなと実感させられます。Amazonのページで確認できますが大きな専用ヘッドホンケースが付いてくるのも使いやすいですね。ケーブルは布巻で若干タッチノイズがありました。
PHOENIX のサウンドインプレッション
音色についてはM17 DCモード、ADI2DAC fs、BTR7などでざっくり聴いた感じではなかなかに悪くない印象でした。音は近いのですが開放型だけあって音の抜け感は良好で解像度も価格なりに十分に高いです。低音から高音まで過不足無く出ている上に音に厚みがあり低音のアタックの強さは爽快です。目立った欠点も今のところ感じられず、評価の高さを実感します。
もちろん値段が近いHI-X65やHD600などの名作の競合の機種と比べてどうか?っという点に関しては保留させていただき、もう少し聴き込んでみてレビューの形にして判断したいと思います。
密閉型ヘッドホン SV021
いやこちらも2万円という価格でありながらかなりビルドクオリティが高く驚きました。水月雨MoonDropの同価格帯のヘッドホンが安っぽいと酷評されていたので少し身構えていたのですが杞憂でした。軽く装着感も良好ですし、PHOENIX同様に開封と同時に木の良い香りがしてくるので開封体験が素晴らしかったです。ヒンジの部分の金属アングルも塗装の品質が高く高級感があります。イヤーパッド一つとっても柔らかい上に遮音性も良好です。木材の塗装も綺麗で安っぽさが全くありません。いや2万円でこのクオリティと開封体験は素晴らしいと感じました。少し気になる点としてはややこの構造は蒸れやすい感じがしました。また、ケーブルは布巻でタッチノイズが大きめでした。
SV21 のサウンドインプレッション
同様にM17 DCモード、ADI2DAC fs、BTR7などでざっくり聴いた感じではなかなかに悪くない印象です。PHOEIXのサウンドのイメージを持って聴きにいったところ全く異なりどちらかというと透明感がある細いサウンドで驚きました。音場は一般的なヘッドホン同様に頭の中に定位するタイプで癖はありませんし適度な音の近さがあり迫力もあります。解像度も価格相応には高くこちらも目立った欠点は感じず、評価の高さを頷かさせられるものでした。
当然ながら同価格帯の名機K701やHD595などと比べてどうか?っというのは保留させていただき、もう少し聴き込んでみてレビューの形にして判断したいと思います。
ちなみに密閉型だと思っていたのですが上部に穴があいており、開放型ほどではありませんが音漏れはありました。
っというところで箱出しの感想はビルドクオリティは一流、サウンドは悪くないですが評価保留・・・っという感じで悪くありませんでした。ただ、もちろんいろんな楽曲で聴いたわけでもないですしエージング等で変わっていく可能性はあることをご容赦ください。
詳しいレビューなどは暫く使い込んだ後なので来月頃になるかと思います。興味がある方には申し訳ありませんがお待ちください。質問などありましたらコメント欄やTwitterなどで気軽に絡んでもらえれば幸いです。
2022.10.23追記:PHOENIXの詳細レビュー上げました
では今日はこのあたりにしたいと思います。また明日。