こんにちは
私は今日からおやすみでお盆モードに突入しているのですが溜まってるレビューとか計測とかいろいろやりたいことを少しづつ消化し始めてます。
前回
経緯とかは前の記事をご参照ください。
今回
ということで今日はDigilentのAnalog Discovery 3を使って計測するための色々と治具というかアダプタを作ってました。
というのも前回は4.4mmのジャックを使って測定したわけですが、まずは実験というやつで作ったアダプタが短すぎてアナライザのジャックに入りにくいとか、プラグの挿脱で負荷がかかったり、3.5mmのジャックが無いなど色々と問題がありました。
ということでジャックアダプタを作り直したりしていました。
3.5mmジャックは買わなくても6.3mmの変換アダプタがあることに気づき、直接はんだ付けしました(笑)。
一応線材はSoundLab AimsのPC-TripleC、ハンダはSS47を使ってます。まぁ手元にそれがあったからというだけなのですが。
SIVGAヘッドホンの測定
ということで3.5mmプラグも使えるようになったのでヘッドホンも測ってみました。ちょうどLUANのレビューにも必要なのでSIVGA製品全て測ってみます。結果がこちらです。
いい感じで取れています。SV023だけが300Ωクラスなので他のグラフが潰れていますね(笑)。SV023を除いたグラフがこちらです。
こちらも良さそうな感じです。ちょうど50Hz付近のf0共振のところで位相が回っているのがよくわかります。尚、参照抵抗は100Ωを選択しています。
⇑測定したヘッドホン達
Tripowinケーブル等の測定
レビュー予告でちょこちょこレビューしているケーブルですね。
これらは3.5mmなので今回測ってみることにしました。折角なのでSIVGAの付属ケーブル、IvipQ-97ケーブルやMT1 Maxの付属ケーブルなんかも測ってみています。まずは+とーを短絡させた結果から。
SIVGAのSV021 Robin, Oriole, Phoenixの付属ケーブル、KZの標準ケーブル、MT1Maxの付属ケーブルはやはり抵抗値が往復合計2Ω近くありますね。。。イヤホンのインピーダンスは1桁のものも多いためこれは大きく音を変えてしまう可能性がありますね。1kHz時点の測定値はこちら。
続いてL+とL-のコンデンサ成分です。こちらは実際の駆動時にはコンデンサにはならないので参考値ですね。
こちらにについてはどう影響がでるのか、測定のやり方自体ももう少し考えないと計測として不十分だと思っています。ちなみにNoneはアダプタもなにも接続していないときの結果で3.5と4.4mmのアダプタを介するとコンデンサ成分が増えてます。ケーブルの測定群からは優位な差があるので一応問題無いレベルでしょうか。
測定などに関して気になる点やアドバイスがあればコメントもらえると嬉しいです。
ということで、これらの結果を踏まえてもう少し考察したり聴き込んだりしていこうと思います。今日は速いですがこのあたりで。ではまた明日。
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