こんにちは
昨日、今日は別荘的なところに来てまして、タイムラインでBA15のセールを見かけたこともあり、ハムノイズ状況変化の確認も知りたくBA15についてです。
尚、試したケーブルはLinsoul様からのレビュー依頼のTripowinの新作ケーブル NICEHCK様依頼のNICEHCK SnowAgです。
なんかAmazonは値段がめっちゃ上がってますね💦。
- TRN BA15とは
- ハムノイズについて
- ケーブルの相性について
- 標準ケーブル 「B」
- TRIPOWIN Seraph, Solstice, Mirage, Sirene(PR:LINSOUL)
- NICEHCK SnowAg 4.4mm 「A」(PR:NICEHCK)
- まとめ
注意:ケーブルについては測定したところ科学的には変化はあるようですが微小量であり、音質の変化に対する決定的な証拠はありません。このため、オカルト的な要素を過分に含みます。幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので変化しないことを否定するものでも、リケーブルを万人におすすめするものでもありません。
TRN BA15とは
こちらについてはこの画像を見るのが早いでしょう。
ええ、男の子ってこうのが好きなんでしょ? 「大好きです!!」ということで私はこれをみて購入しました(笑)。
兎に角、良い音には物量で攻めろと言わんばかりのBA搭載量です。
ただこのイヤホン少し問題があって、据え置き電源の機材に繋ぐと電源起因のハムノイズを極めて拾いやすいようなのです。
ADI2DACfsなどを含めて複数の機材で確かめましたがどうやってもノイズを拾ってしまいます。なので今回、県をまたいだ別荘なら行けるでしょっという気持ちもあり、M17をDCモードで繋いで聴いてみました。
ちなみにいつもの環境で測った周波数特性はこんな感じです。
インピーダンス特性はこんな感じです。10KHzを超えると急激にインピーダンスが上がっていますね。異常にインピーダンスの山谷があったりするのかと思ったのですが特に大きな変化もありません。並列では無く直列で繋いだりしているのでしょうか?
尚、TRN BA15は私の好みで言えばA15K Tier2になっており、個別の点数はこんな感じです。
ちなみに久しぶりに聴きましたが評価は変わらずです。このためBA15はAmazonでは値上がりしていますがAliExpressを使う事に抵抗が無く、1万円以下で買えるのであればかなりお勧めですね。
ハムノイズについて
結論を言えばダメでした、M17に充電ケーブルをつなぐとノイズが発生します。ハムらしい60Hzの音だけでなく、普通に他の帯域でもじりじりとノイズが乗ります。音量レベルで言えばかなり小さいですが寝フォンでは最小音量レベルで使うのでかなり不快です。
もちろんバッテリーモードで聴けば問題ないのでそこまで大きな問題ではないのですが(笑)。
ケーブルの相性について
尚ケーブルの相性表記については引き続きこんな感じでいきます。
◎ → S
→ A+
〇 → A
→ B+
ー → B
→ C+
△ → C
→ D+
✖ → D
と変更しています。
環境は
Gokamoi → PDC003 → M17 AppleMusic(DC LowGain 3.5mmVol45~55, 4.4mm Vol35~45) → ケーブル → BA15 → SpiralDot++
です。
標準ケーブル 「B」
このBA15はレビューするする詐欺でずっとレビュー書いてなかったので標準ケーブルでの音の話もしたいと思います(ごめんなさい)。
BA15は元々標準ケーブルも十分に良いものが付いており、個別のスペックで言ってもかなり良いようです。いつものプラスマイナスの短絡させた往復のインピーダンス測定を取ってみましたが1KHzから若干上昇しているようですが、400mΩ程度でかなり良い感じです。
音の方はというと、音場が広めで繊細な音色を奏でてくれる感じでBAが15発が入っているとは思えないという感想が最もよく似あう一体感がある音色です。ややボーカルが遠目なので解像度の高さを感じられ難いのでバキバキの高解像度を期待しているとやや肩透かしかもしれません。
A15でTier2なのでセールで下がってA10Kレベルになった時がねらい目で、満足感が高いと思います。
TRIPOWIN Seraph, Solstice, Mirage, Sirene(PR:LINSOUL)
個人的にステマって大嫌いなので何度も書きますがLINSOULからの依頼品です。とはいえ感想の記載で忖度は一切しないので安心してください。
TRIPOWIN Sirene 「A」
より普通の音になったという言葉が良く合います。若干遠かった音色が近づき、解像度はほんの少し向上します。ボーカルのラインなどがよりくっきりはっきりします。
標準ケーブルから比べると横は狭くなるのですが、前後の音の立体感も出るのでます。音像も高め解像感も高めと心地良く、値段も手頃なこともあり、そこそこ良いと感じました。
TRIPOWIN Mirage 「A+」
音はあっさり爽やかでスピード感がある音色になり、音像定位はやや上方になります。低音のキレが良くややドンシャリ傾向の音色になったと感じます。解像度、解像感が高くBA15の良さを引き出しつつより堅実な音色にしてくれている感覚があります。
縦と前後の音像も広めでボーカルも適度な距離感があり、価格を考えればかなり良いと感じます。
TRIPOWIN Solstice 「B+」
標準ケーブルよりやや良いと感じます。標準ケーブルは繊細で纏まりが良いのですがどうしても一体感を優先したためか解像感が低く音像がやや遠い印象があります。
Solsticeは音が全体的に明瞭で解像度、及び解像感があがり少し音が近くなります。標準ケーブルから傾向を大きく変えずに3.5mmでアップグレードとなるとこのケーブルが良いかと思いました。
TRIPOWIN Seraph 4.4mm 「S」
価格の価値を感じさせる解像度、解像感の高さです。音場は横と上下に広がるタイプで音場は広く音像も高めです。明るく明瞭さがあり、音の分離感も良いのでどの音も聴き取り易いですね。大体のケーブルは小音量にすると変化が分かりにくくなりますが、Seraphは小さな音量でも明瞭で聴き取りやすい音色を維持している点も素晴らしいですね。BA15は小音量でも聴きたくなるイヤホンなので相性も良いと感じます。
NICEHCK SnowAg 4.4mm 「A」(PR:NICEHCK)
←SnowAgはこのRedAgの4芯版です。
横の音場が広く上下はやや広め、前後は一般的で音像は高めです。
音の解像度は高いのですが解像感低めの落ち着きと気品のある音色です。低域は深みがあり、湿度が高めの質感の良い音色でアタック感は少な目です。高域の音色は澄んでおり柔らかくソフトで余韻が素晴らしいです。女性ボーカルのサ行の刺さりが低減され、高域の澄んだ音色は非常に好印象です。音量を上げても歪を感じにくい点も秀逸ですね。
RedAgの強化版のSnowAgですが、音色は癖を更に強化してくれており、非常に良い音色だと感じます。RedAgにも言えることなのですが、SnowAgはどちらかというと安めのイヤホンにつけることで音の粗を取り音を整えてくれる印象が強いです。RedAgが気に入っているのであればSnowAgは更に素晴らしい体験ができるケーブルです。一本も無くどちらか一本と考えているという事であればSnowAgの方が解像度が高いので値段差が小さければSnowAgをオススメします。
まとめ
ということで、今回も5本のケーブルを試しました。BA15は標準が良いケーブルであることもあり、昔リケーブルを試した時には良いケーブルを見つけられなかったのですが今回は明確にSeraphが良いと感じました。
ちなみにBA15は一通り聴いて飽きたら分解してみてどうなっているのかを確認してみる予定です(もし希望があれば早めにやりますw)。
ということで昨日上げようと思っていた記事はここまでです。明日はBGVPP05が届いているのでその簡単なインプレを上げる予定です(まだ聴いていません)。ではまた明日。
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