こんにちは
今日はSIVGA様から依頼のオープンイヤータイプのTWS「SIVGA SO2」のファーストインプレッションです。まだ体調は戻り切っていないので、もしかしたら少しその影響で辛口に鳴っている可能性はあるかも?です*1
左がSO2(今回発売)、右がSO1です
SIVGA SO1とは
えー、こちらの記事をご覧いただけると大体のイメージは付くかとおもいます。
極めて素晴らしいオープンタイプTWSです。
その後継のSO2が発売されたとなると試さないわけにはいきません。
ファートインプレッション(ビルドについて
ということで届いたSO2ですが、比べてみたのがこちら、SO2は黒を選択しました。
サイズが小さくなり、厚みがへって、物理ボタンが無くなりました。
ちょっと気になるのはイヤーフックの可動域がばね+5段階ほどあったのですが、ばねのみになってしまいました。ちょっと装着感に問題が出る場合もありそうです。
ケースの大きさ、厚みも減っています。
SO1は音は極めて素晴らしいのですが、ケースがデカい、物理ボタンというウィークポイントがあったのでそこはきっちりと潰されたかんじですね。
デザインについても好みが分かれるかもですがかなり無難で一般受けするようになったと思います。
ファーストインプレッション(音について
環境はiPhone15 Pro TiからAAC接続です。
残念ながら期待した方向性の進化ではなく、驚きました。ただ、これはこれでアリだなとも思えるのでざっと書いて行こうと思います。
まず、音場が狭くなりました。SO1は横方向にかなり広がり立体的な音場を作っていたのですが、SO2は一般的な密閉的で音が近いイヤホンのような鳴り方です。どちらかというと座ってゆっくりと音楽をリスニングするというより、ボーカルなどの主旋律の音をしっかりと聞き取ることに適したサウンドです。スポーツタイプと銘打ってきたこともあり、ワークアウト中など何か他の事にも集中したい場合にはこのような音色のほうが聞きやすいこともあるなという感じです。
サウンドバランスはやや中低域が厚くなったでしょうか、全体的に音が少し太くなり、サブベースは出ませんが少しベースラインが太くなったような気がします(と言ってもさほどかわりませんし、もしかしたら装着感の問題もあると思います)。
また音色ややドライで抜け感が良かったですがかなりウェットで暖色系になったと感じます。中域のボーカル表現はカナル型にも迫る迫力を感じられる一方でオープンタイプTWSで音場を感じられるという優位性は無くなったように感じます。
このため通話などもOS2の方がより聴き取りやすい音声ですね。
ここは好みの問題だと思いますが、音楽のリスニングならば圧倒的にOS1、通話やラジオ、語学コンテンツやながら作業ならばOS2が優位だと感じました。
箱とか
まとめ
SO1では圧倒的な音場感をもつオープンタイプのTWS音質に驚かされたのですが、SO2はその方向性から、ビルドクオリティや装着感と通話などながら作業、雑踏の中での聴き取りやすさなど、”実用性”を重視してきた印象です。
特に通話での利用ではすこぶる快適でSO1からのアップグレードを感じられ相手の言葉の聴き取りやすさは見事でした。一方で静かな場所でのオーディオリスニング用途ではSO1の方が音場の表現に優れておりSO1の方がアドバンテージがあります。
つまりSO1とSO2はアップグレード機というよりはオープンタイプのTWSとして重視する方向性の違う兄弟機だと感じました。両方ともコンセプトがしっかりとしておりどちらを買っても目的に合致してれば後悔はしない完成度だと感じました。
ということでファーストインプレッションでした。SO2は今後もメインで使っていくかと思いますのでまた何かわかれば、レビュー記事としてまとめたいと思います。
当然ながら、エージングや聴きこむことでファーストインプレとは意見が変わることもあるのでご注意ください。
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