ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

ファーストインプレ:NICEHCK Himalaya 価格帯問わずトップクラスの定位、分離、響きを持つ高い解像度のチタンシェルイヤホン #PR

こんにちは

今日はHiFiGo様より依頼のフルチタンシェルの1DDフラグシップイヤホン「NICEHCK HIMALAYA」のファーストインプレ、およびミニレビューです。内容としては昨日X(Twitter)にポストした内容に準じますが、問い合わせで追加使用した点や記載ミスなどについて修正や追記などもしています。

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ファーストインプレとしての結論:価格帯:A50K(329$)

は価格帯及び過去の上位価格帯も踏まえてもトップクラスの解像度、定位、分離、響きを両立している寒色弱ドンシャリ最高峰のイヤホンです
本体ばかりか付属ケーブルも素晴らしく、NICEHCK の今までのケーブルとイヤホン作りの技術の粋を集めた完成度。今までの絶対王者を過去にし、NICEHCKの目指す音色を体現するかのようなフラグシップ

🔶音以外について

・箱は自分の知る限りNICEHCK史上最もラグジュアリーで豪華な佇まい


 出来立てなのか少し溶剤臭がしたが多分製品版は大丈夫そう?

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・ケーブルは初めて見る線材で、やや太めでコシがあるがしなやかでがっしりしてて丈夫そう、取り回しも良く、スライダやプラグなどの装飾のビルドクオリティも申し分なし

・プラグは2.5mm, 3.5mm, 4.4mmのストレートネジ固定の交換式

 交換式はプラグが大きくなりやすいが長さも許容範囲

交換式なのに3.5mmのプラグサイズが小さいのはうれしいです


・イヤピは6サイズペア、NICEHCK 07、08が付属

 残念ながらこのタイプは自分にフィットせず
・筐体はビルドクオリティが高く表面加工も美しく傷ひとつない、Titanという素材も相まって傷にも強そう

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 重さは24.3gで手持ちでは最重量級の重さ

けれど、実際に手で持った感覚はそんな重量感がないのは不思議、ケーブルがしっかりと支えてくれている点がポイントかな?

Loftyとはほぼ同じ大きさの外装です
・マニュアルあり、LRの接続はかいていないが本体に刻印があるので迷わなそう

・筐体のサイズはLoftyと全く同じ様に見える
・音量はは取りやすく、おなじボリュームだとLoftyより2、3割音が大きい
・ポワイトノイズは今の所問題なし、寝フォンもできそう
・音もれもそれほどなさそう

・ケースの素材は過去一良さそう

・保障は1年、マニュアルは英語、中国語のみ


総じてA50Kクラスに恥じない、今までのNICEHCKの最上位ラインより1ランク上のクオリティを感じた

 

🔶音の好みについて(暫定)

Tanchjim SpaceLite、AFUL SnowyNight

FIIO M17、JVC SpiralDot++、Goldノズル、GainはMで試聴

FFさんや友人などの要望等から同社のフラグシップLoftyと価格帯が近い名機Thieaudio Hype2とLETSHUOER Cadenza4、上位の価格帯のSennheiser IE900、同じチタンシェルのintime 碧Ti3Bal4.4mmとも比較しながら聴きました

*標準ケーブル

・帯域バランス 弱ドンシャリ

 スッキリ系の弱〜微ドンシャリでバランスが取れた万人受けしやすいサウンド
 Hype2より低域が少なく、Cadenza4よりドンシャリ、IE900より中低域が強い、Ti3より低域が大幅に少ない

・音色 A

寒暖:寒色 |ーー★ー+ーーーー| 暖

明度:明  |ーーー★+ーーーー| 暗        

響き:少  |ーーーー+ー★ーー| 多

余韻:少  |ーーーー+★ーーー| 多

粘度:低  |ーーーー★ーーーー| 高

硬度:低  |ーーーー+ー★ーー| 高

湿度:乾  |ーー★ー+ーーーー| 湿

厚み:薄  |ーーーー★ーーーー| 厚

速さ:遅  |ーーーー+★ーーー| 早

現実感:造 |ーーーー+ー★ーー| 実

モニター  |ーーーー+★ーーー| リスニング


 全体としてはやや寒色でややドライ、少し明く、湿度はニュートラル、残響と余韻はやや多め、スピード感はやや速めで、厚みは概ねニュートラル、おとの静寂性があり、バックの音が静か
 明瞭感のあるTi系筐体の響きの良さが感じられ中高域音色はTi3が一番近く、主旋律はこのなかで目立たない方で一番のリスニングサウンドと感じる人も多そう

・解像度 s

 価格帯最高峰の解像度、今回比較した中でもIE900に次いで高く(さすがに差は大きい)、ハイブリットのCadenza4と較べても少し高い、Loftyや Ti3と較べてると価格以上の差を感じる
 後述するが付属ケーブルが飛び抜けて良いことも起因してそうだと思う

・定位、分離 s

 このイヤホンの真骨頂とも言える部分で価格帯を踏まえなくても飛び抜けた魅力がある
 ハイエンド価格帯でもここまでのものは数えるほどしかない、正直言って一番驚いた部分で、音のレイヤーがはっきりと分かれ音場の広さも相まってとてつもなく音像を掴み易い

・音場表現 s

空間

左右:狭  |ーーーー+ーー★ー| 広

上下:狭  |ーーーー+ー★ーー| 広

前後:狭  |ーーーー+ーー★ー| 広

音像重心

上下:低  |ーーーー+ー★ーー| 高

前後:近  |ーーーー+ー★ーー| 遠

解放感

  密閉  |ーーーー+ー★ーー| 抜け

 

素晴らしい広さこれより高めの価格帯含めてもトップクラス
横は広く、上下もやや広め、前後は広い
音像は高めでかつやや遠め
音のレイヤーを表現できる懐の深さのあるホール感、そして静寂感も備える

・低域 A +

 量感はある程度ありつつもタイトでキレが良い低域表現。深い部分から鳴るスッキリとした低音は中低まで澱みなく繋がる感覚があり、自然。中華で主流の一つとなっている量感を求めるbassheadsには物足りないかもしれない

・中域 A

 明瞭で聴き取り易い定位のしっかりとした音色はどの様な楽器、ボーカルもしっかりとした音像を描いてくれます。音場重視の音色ということもあってか、今回比較したイヤホンの中でも最もボーカルが遠めのためボーカルの迫力を求めるのであればほかのイヤホンが良いかもしれない

・高域 A

 広い音場、明瞭なサウンドがすばらしい定位と響きを演出してくれる。適度な高域表現になった感覚、女性ボーカルのサ行などの歯擦音も刺さりにくく万人受けしそう

 

総じてA50kのイヤホンでもトップクラスの完成度だと感じ、方向性があまりにもことなるものの、標準状態での総合力では価格帯を超えた魅力がある
Hype2もCadenza4両機種はハイブリット構成なこともあってかバランス感覚に優れており、音の方向性が全く異なるので比較しずらいが、Titanらしい響きと解像度と定位分離と音場の広さは上位価格帯でも圧倒できる良さがあり、見事という他無い
NICEHCKの歴史を塗り替えるのは勿論のこと、この価格でこの解像度、定位分離、音場表現を実現しているのはこのイヤホン以外無い
事前情報で期待値が高かったにも関わらずそこを超えてくれたことにも驚き

 

🔶リケーブル

リケーブル関係の注意

注意:ケーブルについては測定したところ科学的には変化はあるようですが微小量であり、音質の変化に対する決定的な証拠は無く、オカルト的な要素を過分に含みます。

幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので変化しないことを否定するものでも、リケーブルを万人におすすめするものでもありません。

 

本来なら龍鱗2が届いてつけてみたかったのですが、今回はイヤホンの基本性能が知りたかったのでNICEHCKのLoftyのケーブルBlue PPをつけてLoftyオリジナルと比較してみた


そうすると驚くことに同じケーブルにするとHimalayaとLoftyの解像度と音場の差が大きく縮まる
逆にLoftyにHImalayaのケーブルを付けると明瞭感や解像度や音場の広さが向上しこちらもHImalayaとの差が縮まったと感じる
なお、両方ともにあまりバランスは良くないw
HimalayaがLoftyから100ドル近く値段が上がっていますがその分、今までフラグシップクラスで売られていた様な最高峰のケーブルが付属しているのだろうと推察できた
Himalayaの音場と解像度と定位、分離の良さの泉源の一つに素晴らしい相性の標準ケーブルがあるのかもしれないと強く感じた
尚、感覚的にフラット傾向のCadenza4がリケーブルで更にに伸びるタイプなのと逆というイメージ
いずれにせよ、HImalayaはフラグシップ イヤホンに相応しく標準がフラグシップクラスのケーブルが付いており、しっかりと音を作り込まれ生半可なリケーブルは不要だと感じた
※もしかすると伸び代は少ないかも?

🔶イヤーピース、アンプ相性、ノズル変化 後日何か気づいた点があれば追記します

🔶周波数特性

左右差

ほぼ同じですし、いつものNICEHCKのDB1やLoftyに近いカーブです

ノズル差

ほぼ公式の発表通りですね

確認するとノズルはFIIOのFD7などと同じでステムの内径を変化させるもので、変化が大きいといわれるフィルター式とは異なりますが、周波数特性は面白いように変わっています

vs Cadenza4

Cadenza4を少しドンシャリにした感じですね

vs Lofty

重ねてみてもLoftyとほぼ同じカーブです

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5Khz以上の高域は少し異なりますが聴感上は低域まで全く異なるのは面白いです

インピーダンス特性

おおむねフラットですね。インピーダンスが原因で音圧が変化することは少なそうです。

🔶まとめ、所感

まだ1日程度しか聴き込んでいないため好みの点数やTierなどの細かい点は今後のレビュー記事で確定させますが、個人的には定評ある新進気鋭のケーブルメーカーの本気を垣間見たフラグシップイヤホンだと感じました
売り方には賛否あるメーカーではありますが、他の一般メーカーブランドのフラグシップイヤホンとも遜色の無い一つの完成形とも言える音作りで、正直に言って実力で唸らされたイヤホンです
今回比較したイヤホンでは絶対性能的にIE900に次ぐレベルですし、この中で2番目に高い価格を加味しても付属品の素晴らしさなど考えると音場と定位、分離、解像度を重視する方には文句なくおすすめできるイヤホンで、技術の進化が素直に凄かったです

自分が音場、解像度、定位、分離の良いイヤホンが大好きというのはあるし、届いたばかりで無意識で甘めなに書いている可能性もあるけど、音場、定位、分離の要素がHimalayaより良いとなると(今回比較していない)ハイエンドのアレとかアレぐらいしか思い浮かばないぐらいには凄かったです

 

最後に、このような機会を設けていただきましたHiFiGo様には改めて感謝申し上げます

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