ゆるふわオーディオ日記(blog)

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雑記:ALO audio Super Litz Earphone Cable ALO-3139の偽物っぽいの買ってみたけどやっぱり偽物だった件(´;ω;`)ウゥゥ

こんにちは

今日もゆるふわにオーディオやってるすのーです。

今日はAliExpressのセールでALOのケーブルが安く売っていると聞いたので本物ならSOLARISの4.4mm版が欲しいなと思っていたのでお試しで買ってみましたが見事に偽物だった件についてです。どうやらCampfire AudioやALO audioの偽物も多く出ているという噂でしたが本当に偽物が跋扈しているようですね。

←このケーブルですがちょっとこの価格はボッてますね。

見た目とか

さて、AliExpressから届いた自称Super Litz Earphone Cableがこちらです。
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見た目はほぼ本物ですね。知らなければ騙されてしまいそうな佇まいです。

よく見ると4.4mmプラグの部分にALOのロゴがありません。SOLARISのSuper Litz Earphone Cableは3.5mmなのでこちらは手持ちの他のALOの4.4mmプラグと比較したのがこちらです。

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ただ、ロゴが無いだけで見た目はほぼ同じですね。偽物の方はプラグが固定されておらず中を見ることができました。処理は普通ですね。

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よく見ると他にも違いがあり、イヤーフック部分に針金が入っていません。
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こちらはスプリッタ部分ですが、外からざっと見た感じはほぼ同じです。
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けれどよく見るとALOの本物の方はAの刻印がありますね。

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mmcxプラグ部分をよく見ると偽物の方がやや太いです。ちょっとこれはガバガバにならないか心配です。
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線材も良く見るとピッチが違います。
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↑が本物、↓が偽物です。色については本物の方が時間が経過しているので黄ばんだのかと思います。

尚、導体の抵抗値は0.1Ω程度で線材はそれほど悪いものでは無い様です。ちなみにタイミングを逃したので今書きますが、値段は7000円ほどでした。

音とか

注意:ケーブルによる音の変化はオカルト的な要素を過分に含み、科学的に見れば音質の変化に対する決定的な証拠はありません。幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので万人におすすめするものではありません。

 気になる方は読み進めるのを中断いただければ幸いです。

環境としてはM17 DCとスパイラルドット++でイヤホンはTRN TA1animeとintime 電vst-kを使いました。本当はSOLARISに付けたかったのですが流石に少し太いMMCXピンは挿したくないので止めました(笑)

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一言で言って別物です(笑)。ただ悪い音かと言われればそこまで悪い音ではありません。ただALO audio Super Litz Earphone Cable ALO-3139の音かと言われれば完全に別物でした。

Super Litzは解像度が高めであることは当然ながら、やや中央に音像が集まるのですが音が全体に広がり、派手でビビットな楽しい音色を作ってくれる傾向のケーブルなのですが、偽物は横に広い音場で音自体は広がりません。低音と高音の上下が良くですのですが寒色よりで無機質で冷淡な鳴り方です。また、音像がやや下にさがり上下の音場が圧縮されます。本物と比べると解像度がやや低い点も気になります。

一番の違いは横の広さとボーカルの表現力で中域の音色が空虚で味気なく、質感を比べると悲しくなる音色です。とは言え横に広い音場もあり、7000円のケーブルとしてはまぁまぁ悪いぐらいの感じなので音をそこまで気にしないという方は騙されてしまうかもしれません。

所感

ということでALOのケーブルも偽物があるようですね(´;ω;`)ウゥゥ。フリマサイトなどの中古品には注意したほうが良いかも知れません。ALOは良く同一ドライバなどがAliExpressに売られていたりして疑惑を持たれたりしており、このケーブルももしかするとOEMメーカーなのでは?なんて噂もあったりしたのですが、OEMというより単なるALOの偽物だったというオチでした。

尚、音一緒だったらどうしよう?っと期待もありつつ怖いもの見たさで購入してみましたが品質は流石に本物の方がはるかに良かったのでホッとしたような残念なような複雑な気持ちです。いずれにしても高級で有名なものほど精巧な偽物がありうると言うことを注しなければならないなと実感しますね。

同時に購入したMeetAliceについてはまた聴きこんでみて書くことがあれば書いてみようと思います。ではまた明日。

←このケーブルですがちょっとこの価格はボッてますね。