ゆるふわオーディオ日記(blog)

気に入ったイヤホン、ヘッドホン、アンプ等のオーディオ体験を日記ブログとして思うままに書いています。ゆるキャラ、モフモフ、ポフポフ、ふわふわが大好きです。2年で400本ぐらい機材が増えてレビューBlogになりつつあります💦。アフィリエイトはレビューとかプレゼント企画の資金にさせてもらっていますニャ。

インプレ:Fosi Audio DS2 2024  4.4㎜バランスで良解像度、分離良し定位良しのニュートラルサウンドドングルDAC #PR HiFiGo

こんにちは

今日はHiFiGo様からPR依頼のドングルDAC「Fosi Audio DS2 2024」のファーストインプレッションについてのBlog記事です。概ね元のXのポストに準じますが、その後に使ってみて気づいた点などを追記しています。

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Aliexpress HiFiGo

https://s.click.aliexpress.com/e/_DC8xj7f

HiFiGo
Fosi Audio DS2 Dual CS43131 Portable Dongle DAC Headphone AMPbit.ly

Amazon

https://amzn.to/3wibHew

まとめ

CS43131x2採用のドングルDAC、3.5mm+4.4mm付き+独立ボリューム対応で価格的に水月雨MOONDROPのDAWN PRO、Truthear SHIOやKiwiears Allegroなどがライバル
3.5mmの音質はかなりイマイチではあるが、4.4mmは高音質であり、これらの中で最もニュートラルで音場が広く分離と定位が良い音色が特徴
ノイズも少なくケーブルの取りまわしも良いなど総じてバランスで使うなら堅実なドングルDAC

🔶音以外 A

iPhone15Pro、Xperia5iv、Xiaomi11TPro、Windows11で使ってみたが問題なく動作
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・付属品は本体とCtoCケーブル、CtoA変換(専用品規格外)、マニュアルと申し分なし

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・筐体はオーソドックスな金属製で重さも一般的15.5g(Allegro 23.4g、DAWN PROは13.4g、SHIOは16.9g)

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・付属のケーブルは短いけれど異常と言って良いほど取りまわしが良く柔らかい、使いやすい

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・ボリュームはスマホと非連動の内部ボリュームがあり、電源を切っても記憶される、ステップ数は不明だがSHIO程度には調整可能

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・ゲイン調整は無し
・4.4mmプラグは固め、4機種共通しており、この価格帯なら普通な品質

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・消費電力は実用ボリュームでを揃えてDS2が0.50Wと一般的(Allegro 0.61W、SHIO 0.41W、DAWN PRO 0.35W)
・再生中にUSBCジャックを引き抜いた時のノイズは4機種でも小さ目、その他のノイズも無し
・ホワイトノイズは皆無 <1.6uVは伊達では無さそう
・再生時、接続時のLEDはまぁまぁ光る
・最低音量は大きめ(本体の音量MAXをやめれば調整可能)
・というより本体ボリュームが出ていると無音にすることが不可能(本体のボリュームで0にするしかない)
・Windows11では標準ドライバでオーディオ出力デバイスとして認識せず、

総じてかなり良いが、本体ボリュームと併せた運用が必要

🔶音について

イヤホンはCCZ BC04 + Yongse AgMax8 、CCA HM20 + Yongse CHIVALRY, LETSHUOER S15をAppleMusicで試聴
追記:TRN AzureDragon、BQEYZ Winter Ultra+NICEHCK 1950saga

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BC4、HM20は解像度が高くかなり良い感じ、S15は立体感は出ているもののやや低音が緩く力不足感ありで微妙
比較DAC 4機種を聴き比べてみると4機種の中で一番ニュートラルだなと思える音色。様々な場面で扱いやすいなと感じる良機種だなと思う反面、より強い上流があったりすると個性が不足すると感じる人もいるなという印象。

 

3.5mmのシングルエンドの音はかなり悪い、使うなら4.4mmを前提にした方が良い。これは4機種の中でも一番キツイと感じたが、こんなもんと言えばこんなもん。音場が少し狭く、音が粗いので個人的には4.4㎜推奨機。

 

4.4での感想は
寒暖は概ねニュートラルで解像度、解像感は良く、厚めの音色で定位と分離感が良い音色という感じ
音場も概ね広めでやや明るい程度の音色で扱いやすい感覚

追記

AzureDragonで3.5と4.4mmで聴き比べたがやはり3.5mmは厳しいが4.4mmはまとも、少し高域以上がドライ感が出過ぎてあまり相性が良く無い感じ、駆動力が足りていない感じがした

Winter Ultraは良い、ちゃんとずっと聴いていたくなる音を出してくれた。sagaとの相性が良い抜群の中域表現の良さをしっかりと出してくれている感覚。

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比較したDACのそれぞれの特徴

を一言で言うと
暖色→SHIO
寒色→DAWN PRO
滑らか→Allegro
ニュートラル→DS2
3.5mmでの魅力は薄いというかほぼ無いけれど4.4mmの出力と音色は価格的に素晴らしい
独立ボリュームにノイズレスに柔らかいケーブルと使い勝手も良いため普段使いにも本気で聴く時にも良いドングルDAC
*形や型番は同じでもVer2023のES9018k2m採用DAC版とは別物なので注意

元ポスト(動画あり)

APPENDIX

購入リンク

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レビュー:DIVINUS VELVET イヤーピース 絹のような滑らかな音色で最上級の前後の立体感を持つボーカル表現 (PR:HiFiGo)

こんにちは

今回はHiFiGo様からPR依頼のイヤーピース「DIVINUS VELVET」のレビューです。PR品ではありますが、趣味でやっていることもありいつもと同じ基準で書いています。
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DIVINUS VELVET イヤーピースとは

メーカー自体はよくわかっていないのですが、メーカーの売りとしては

・圧力開放用ホールで快適な装着性を実現

・エンボス加工 サラサラな肌触り

の2つが特徴の様です。Amazonの商品ページによれば

とのこと、サイズ展開については下記の通りでLサイズは5種類あり、最大14.2mmと私の耳にもフィットしそうだったので今回の依頼を受けました(笑)。

また、形状とDEEPMOUNTのように樽型の形状になっており、奥の位置で安定しやすい設計とのことです。

いずれにしてもここまで書いてみて思うことはやはり表面の加工が一番の特徴なのでしょう。

購入先

HiFiGoのAmazonで購入できます。

パッケージ

今回はLサイズのみ3ペアのものになりますが、中を開けるととこんな感じ

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片側だけ裏返してみました。
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さて、気になる本体です。普通のマクロだとあまり表面の雰囲気がややサラサラしてそうぐらいですね。
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Xiaomi11T PROのスーパーマクロで限りなく近づくとこんなっ感じで表面がモソモソの凹凸があることがわかりますね。
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ちょっとこの販促画像のようなものを期待したので少し違っていて残念ですね。

もしかすると顕微鏡のようなものでさらに近づけるとこんな表面になっているのかもしれません。

装着感

かなりサラサラです。普通のイヤーピースが摩擦係数が高いゴムのような素材なことを踏まえるとサラサラしすぎてイヤーピース自体を掴みにくいぐらいサラサラです。実際軸が少し硬く装着するときに手間取り滑って2回ほど床に落としたぐらいです(笑)。まぁでも私が不器用なだけで、慣れれば落とさなくなったので最初は戸惑うかもしれません。

耳に入れたときもかなりすべすべで耳に密着するというより接触しているだけというような感覚ですイメージとしてはナイロン系の素材の服を着たときの感覚で接してはいるのですが湿度などは隙間から抜けてくれているのかなと感じるイメージです。

個人的に変わった感覚ではありますが、大体の方はつけ心地が良いと感じる気がします。

音の特徴

ということで、イヤーピースの聴き比べとして選んだのはいつも使っているJVC SpiralDot++とSednaEarFit MAXです。

環境はM17かXperia5ivでイヤホンはMA910SR mmcxとKinera Celest Plutus Beastなどで全体の傾向を確認しました。

 

音の特徴ですが、解像度は高めでSpiralDot++に迫る解像度でMAXなどともほぼ同等ですね。音場は横にはやや狭めなのですが上下がやや広め、前後が広く立体感が秀逸な表現です。音場表現についてはSednaEarFit Maxに近いですが細かく言えば横の広さや定位などはMaxが得意ですが、前後の音の立体感と広がりはVELVETが優秀です。

音色はややシルキーというか少し透明感があり、細やかで少し明るい傾向です。少しドライさはあるのですが嫌味が無く繊細感が上手く調和している印象です。SpiralDot++の素直な音色の響きを出すよりもやや迫力重視で音色の質感を上手く演出してくれる感覚です。この点はMAXに近いのですが、暖色傾向でパワフルな熱気を持つMAXとは対象的な繊細な音色です。

バランスはフラット〜ややカマボコの印象で、全体の印象としてもドンシャリのSpiralDot++よりもMAXに似ている傾向がありますが細かく言えばMAXよりも低音が弱く、高域が強めで細かい表現が上手いでしょうか。

 

ちなみに余談ですがMA910SR mmcx は試した3つのイヤーピースの中ではVELVETがもっとも素晴らしい相性でした。いや、優勝ですよこれ(´;ω;`)

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まとめ

ということで今回、新しいイヤーピースVELVETを試させて頂いたのですが、想像以上に素晴らしいイヤーピースでした。特に絹のような滑らかな音色で最上級の前後の立体感を持つボーカル表現は優秀で、個人的に常用して行きたいと思いました。イヤーピースなんてなんぼあってもいいものなので必要に応じて買い増しもしてきたいと思います。

当然ながらサイズも合いますし、暫くイヤホンのレビュー記事でも、相性確認に使って行きたいと思います。

ということで、今回はここまでです、ではまた〜。

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3TNV07+4ZSXGY+55QO+BW8O2&a8ejpredirect=https%253A%252F%252Fwww.e-earphone.jp%252Fproducts%252Fdetail%252F1500013%252F3596%252F

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レビュー:Rose Technics QuietSea A7K Tier1 POPS/ROCKのエンドゲーマー(PR:HifiGo)

こんにちはゆるふわとオーディオしているすのーです。

今日はHiFiGo様より依頼の平面駆動イヤホン「Rose Technics QuietSea」の簡易レビューです。尚、レビュー依頼品ではありますが、趣味でやっていることもありいつもと同じ基準で記載しています。

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結論:A7K Tier1 POPS/ROCKのエンドゲーマーイヤホン

QuietSea はA7Kの低価格イヤホンながら、POPSやROCKといった一般大衆向け音楽に良く合う様にチューニングされた、その分野ではエンドゲーム級の音質を持つ高いコストパフォーマンスを持つイヤホンです。

中華イヤホンではあるのですが、高いビルドクオリティに加えてケースやMMCXアシスト的なツールなど質の高い付属品が付いており、マニュアルもしっかりとしているため、初心者にも勧められる品質です。

生楽器やEDMの深い低音や超高域は苦手なのですが、ケーブルの交換などのチューニングで対応することまで、中級者以上にもオススメできます。

そのままでもPOPSやロックと言った大衆のほとんどで素晴らしい性能を発揮する高い完成度であり、それ以外の楽曲も中上級者には勧められる品質のため、エンドゲームの名にも相応しい素晴らしいイヤホンです。

Pros(優秀な点)

◎ POPS/ROCKに最高の相性

〇 音量が取りやすく聴く場所を選ばない楽しいサウンド

〇 万人受けする弱ドンシャリバランス

〇 音場、解像度、定位が素晴らしい

〇 リケーブルによるサウンドチューニングの余地がある

〇 ビルドクオリティが高く、デザインが良い

〇 付属品のケースやツールが使いやすく、初心者にも必要十分なパッケージ

ー MMCXリケーブルが安心できるMMCXアシスト的なツール付き

Cons(微妙な点)

ー 解像感が高めなので粗めで繊細感を感じるサウンドではない

ー 強いて言えばイヤーピースが値段なり

△ 超高域、サブベース(超低域)の表現がイマイチ(標準ケーブル)

△ 特にオーケストラ等の生楽器、EDMの深い低音表現(標準ケーブル)

△ 布巻のためケーブルにタッチノイズが少しある

△ 本体とケーブルが少し重め

続きを読む

ファーストインプレ:D&A (Delight audio) DE2 気軽にに使えそうなA7Kクラスイヤホン(PR:HiFiGoJP)

こんにちは。

今日はリアルにまったく仕事が進まなくてふわふわしていたすのーです(泣)。

さっそく今日のオーディオですがHiFiGoJP様からPR依頼の1DDイヤホン「D&A DE2」を開封して聴いてみましたのでそのファーストインプレッションです。

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モチベーションとか

このD&Aというメーカーですが中華ではそこそこ知られているそうなのですが、ちなみに私は全く知らないメーカーでした(笑)。ゴメンナサイ

箱の裏側を見ると正式名称はDelight audioというメーカーの様です。
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まだHiFiGoのページも出来ていないみたいなのでスペックはこの裏の通りです。日本語表記があるので日本での販売も見据えていそうですね。ちなみに価格は50ドル前後とのことで日本円だと7〜8000円ぐらいでA7Kになりそうです。

開封

箱を開けるとめっちゃ小さい筐体が出てきました。なんかこのフォルムはChopin味がありますね?この形状流行っているのでしょうか?

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ケースはかなり豪華ですね。
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ケースの中にはイヤーピースとケーブルが入っていました。ケーブルは糸竹管弦みたいですがめっちゃしなやかで使いやすい感じでした。コネクタはMMCXですがこちらもQuietSeaの様にかなりムチィとした感覚で入るかんじで回転もほとんどしないので精度は良さそうでした。
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マニュアルが入っており、周波数特性が書いてありました。

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本体はかなり小さいですし軽くケーブルもしなやかで使いやすいので使い勝手は良好ですね。

音のファーストインプレ

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えーっと最初はM17とJVC SpiralDot++で聴いたのですがまじで音が軽くてなんだこれ?って感じでした(;´Д`)。

とにかく音が薄く重さが無い感じです。音像は低めですがやや密閉感があり、解像度と解像感は高いのですがドライでやや音の輪郭がざらつくと感じる人もいるなというバランスです。ちょっと流石におかしいなと思って標準のイヤピースを再確認してみるとかなり軸が短いです。f:id:el_snow:20231109222843j:image

SpiralDot++は軸が長めになってしまうのでちょっとバランスが崩壊しているのかもとSednaEarFitMaxに変更したところバッチリな音色になりました。

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気になっていた音の厚みもしっかりと出て、全体のバランスが整いました。音像も横に広いタイプだったこともあり、迫力が出たことで一気に整うのは驚きですね。とはいえ結構ドライでありながら迫力があり、外使いなどで軽快に使えそうな音色です。

また、再生機器もちょこちょこ変えてみた雑感としてM17などしっかりしたものよりもXperia5ivやドングルDACのDAWN PROの様な手軽なものの方が相性が良い様に感じました。

あと厳しく見れば若干ながら音像が右に寄りがちな点は気になりましたが最近こちらは測定をしてみて確認したいと思います(今日は測定機材が無いので装着感の問題かも???)。

むすび

DE2は装着感と音色が軽快で使いやすさを重視したA7Kのエントリ〜ミドルクラスのイヤホンという感じです。ちょっと早いですが、あまり好きな音色の感じでも無いこともあり、エージング後に期待したいと思います。

ということで正式なレビューではエージングさせるほか、リケーブルなども試してみる予定なのでちょっと気になる点もはっきりすると思いますので暫くおまちください。当然ながら、エージングや聴きこむことでファーストインプレとは意見が変わることもあるのでご注意ください。

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雑記:限界オーディオオタク御用達 LafitEar LF3聴いてみた、JSHiFi VENUS販売開始、THIEAUDIO Hype2 + NOBUNAGA Labs CERES、KEFINE Klanarレビューするよ!、DAISO HiRes550円周波数特性など

こんにちは

今日もQCYの担当者から返事が無かったのでまぁネタもあるので雑記です。

限界オーディオオタク御用達 LafitEar LF3聴いてみた

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いやー来ました、懐かしいLafitEar。ふ◯みかんさんが限界中華イヤホンオタク達に激推ししている(た?)超絶うさんくさブランドLafitEarの1DDモデルです。

自分もAlixpressでベリリウムコートDLCドライバ採用という情報を見て、ウキウキでLF4で購入したのを覚えています。届いた本体にはそんな記述一切なく騙されたと気づいたのは後の祭りでしたが(笑)。それについて日記書いてたはずと思ったのですがヒットしませんので書き忘れていたのでしょうか。。。

ちなみにXの方は残っていました・・・この頃はウキウキだった・・・

まぁその後、THIEAUDIOのELIXERやKiiBOOM Allureが一応それらしい仕様ということで実際にベリリウムコートDLCはあったんだ!「ベリリウムコートDLCはありまぁーーーす!!」と心の中で叫んで私のベリリウムコートDLCのブームは終わりました。

他にもケーブルが左右で逆相仕様とほぼ一品仕様なこともあり興味が急速に薄れてベリリウムコートDLCでもないLF4はFFさんにプレゼントした覚えがあります。

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そして時代が巡りなぜか今はJSHiFiが代理店をやっていてAmazonでも買えるようになりましたし、DLCは残っていてもベリリウムコートの記述はありません(笑)。

ちなみにざっとAlixpressを除いたらLF3の後継でそこにMSTを追加したLF3 PlusやらLF3Proやらも出ているようですね。うーん追いきれない。

まぁいずれにしてもせっかく頂いたので音を聴いてみましたが個人的にはうーん、2000円ならこんなもんかなぁって感じです。低音が結構出ているのですがボワボワして締まりがありません。解像度はA2Kならこんなもんでしょ・・・っというかんじで感動度で言えば昨日のDAISO Hiresイヤホンとあまり変わらないレベルってかんじです。
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ちなみに本体の作りは良い感じでドライバの周りの青色がなんかカッコいいですね。CGの方よりも綺麗に加工してあります。A2K購入できるようですが、見た目だけなら最近のA3Kでもかなりレベルが高い方ではないでしょうか。

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リケーブルもしてみたのですが流石に基本性能がちょっと足りないかなぁと言う感じですね。ただ決して音が悪いとまでは行かないので低音が強めでノリよく聴きたいならアリって感じです。うーんやっぱりややキワモノwww

周波数特性

左右

インピーダンス

LF3 vs LF4

イヤーピースが違うので参考ですが

てかLafitearの周波数特性なんか需要あるんだろうか???流石のゆるふわオーディオでもやりすぎでは???となんか色々と自問自答し始めてしてきましたが、まぁ折角とったので公開しておきます。

JSHiFi VENUS 販売開始 25%OFF

 

いやはやまた出ましたね。初期の評判が固まらない間だけ25%OFFという戦略のJSHiFiの新ケーブル。値段は銀月と同じででJSHiFiのミドルハイクラスのケーブルという感じですね。Nocturneは良いケーブルではあったものの銀月クラスなどと比べるとやはり解像度的には少し差があったので個人的にはこのぐらいの価格帯の方が良いイヤホンをお持ちの場合は満足度が高くなりそうです。

とりあえず、購入・・・っと思ってはいたのですが、流石に超大量に荷物が届いているのとHC2で手が滑ってしまったので自省しました(´;ω;`)ウゥゥ。

ちなみにケーブルと言えばFOURMIXは4.4mmだけに在庫を絞るみたいですね。値段も1万円前後とお値段は張りますが解像度としてはほぼトップクラスなので定番になりそうです。にしてもFOURMIXは最初、限定ケーブルとして販売開始したのは懐かしいです。

Astell&Kern AK HC2 fripSide Edition 2万円→8800円(HiRes音源付き)

www.fujiya-avic.co.jp

なんか色々間違えました(笑)。

いやこのドングルDACの良い点としてはまずiOS用のLightning変換が付いてくることですね。その上でドングルDACで最も重要な内部ボリュームを持っています。

Android専用アプリ「AK HC」によるボリュームコントロール機能

できれば物理ボタンがあるともっと良かったのですが、まぁこの値段なので致し方なしですね。

AK HC2 fripSide Edition [IRV-AK-HC2-FSE]

尚、fripSideファンには嬉しい特典があり、下記ハイレゾの音源が付いているのでもう実質タダですね。がはは(*''▽'')

一応、音について触れておくと下記の聴き比べて一応一度聴いていまして、基本的にはHC3の方が上手です(爆)。ただし、2~3万円という値段ならばという条件でですね。

el-snow.hatenablog.com

さすがに8800円ならかなり強いというか、全部なぎ倒している感じはします。折角ですし届きましたらHC2の対抗としてTruthear SHIOや、水月雨MOONDROP DAWN PROなどと比べてみたいと思います。。。と書いていたらSHIOが8800円で同じ値段まで落ちてますね。これは絶対意識していますね(していないw)。

THIEAUDIO Hype2 + NOBUNAGA Labs CERES(PR:LINSOUL)

f:id:el_snow:20231011214254j:imageリケーブル関係の注意

注意:ケーブルについては測定したところ科学的には変化はあるようですが微小量であり、音質の変化に対する決定的な証拠は無く、オカルト的な要素を過分に含みます。

幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので変化しないことを否定するものでも、リケーブルを万人におすすめするものでもありません。

昨日に引き続き今度はCERESを聴いてみました。

el-snow.hatenablog.com

レベルは高いです、、、でも、、、でも、、、なんか普通です(笑)。CERESってなんかそんなに特徴無いケーブルだったっけ?という感じです。高域も出るし解像度も高いし、低域もしっかりしているけれどなんかHype2の特徴が上手くキャンセルされてしまって良さが活きていない感じがします。悪く言えば音も若干潰れ気味の様な気さえします。レベルは高いとは思うのですが個人的には昨日聴いたCASSINI AXISの方が良い組み合わせだと感じました。やっぱりリケーブルは難しいですね。

KEFINE Klanarレビューするよ!

まだ、感想言ってよいのかわからないので保留ですがレビュー予定です。

DAISO HiRes550円 周波数特性

えー、セリホン系列、ALPEX A1000系列ですね。音はなんか軽いですが・・・

左右

vs AT-ES11セリホン

vs ALPEX A1000

vs DAISO brilliant

世界よ、これが110円brilliantイヤホンだ・・・

Amazon HiFiGoでSEE AUDIOなどのアクリルイヤホンスタンドが買える!!!

遂にイヤホンの付属品とは別でSEEAUDIOなどのかわいい女の子が書いてあるアクリルスタンドが買えるようになったようです!!「ただしPrimeランダム発送でな!!」

もう、倉庫に入っている時点でランダムという事なんでしょう。HifiGoさんこんなところにガチャ要素要らないです!!www。というか多分人気ないやつが沢山あまってるんだろうなぁ・・・(💦白目)

1400円ほどなのでそこまで高いものではないのですが10連すると1万円超えます。いや、流石に後半の方は好みでは無いので・・・沢山この娘たちが来たら泣いてしまいそう・・・私は撤退終了ですね(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

というこおとで今日も良い時間になったというかHT07の変わりとしてはネタ多すぎなんですが(笑)、まぁ偶にはいいでしょう。

 

ではまた明日。

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雑記:水月雨 MoonDrop DAWN PRO 超激安ドングルDAC買ったよ(4.4mmバランス端子付き約7000円)買ったよ(*''▽'') *SHIOとの比較アリ

こんにちは

ゆるふわふわふわオーディオやってるすのーです。

今日は表題の通り、先日買ってしまった水月雨 MoonDrop 新型超激安ドングルDAC 「DAWN PRO」 が届いて少し使ってみたのでその雑記です。

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ちなみに一緒に届いたONE DSPは明日リケーブルとか含めてざっと書くつもりでいます。

DAWN PROとは

経緯とか商品詳細は↓こちらを見てください

el-snow.hatenablog.com

んで、音フェスでコストダウン品というより戦略価格という情報を得たので購入してしまいました。↓参考

el-snow.hatenablog.com

 

参考情報として、個人的に激安ドングルDACアンプは個人的にAiyima H2とTruthear SHIOの一騎打ちだったのですが、強力な伏兵がやってきた感じです。

el-snow.hatenablog.com

本体とか

缶を開けると本体が入っています。

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本体のアップはこんな感じ
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ボタンは2つ、穴が開いていて基板が見えます。
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説明書、合格書、カードがあり、スポンジの裏側には両側OTG対応のUSB-Cケーブル、CtoA変換(USB-C規格外)が入っていました。

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説明書は残念ながら英語と中国語のみで日本語はありません。もしかしたら販売は無いかも?
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図解の説明が載っています。
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LEDの色で接続のフォーマットがわかるようです。
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アプリのダウンロード先とスペック
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保証は1年、初期不良は7日とあります。

USB-CtoA変換はSHIOのものとそっくりなものが付いていましたので比べてみると少し短くなっています。

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手前がDAWN PROのものです。

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本体は薄く短く、コンパクトになっています。ケーブルは逆に少し長いです。

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本体は13.4gで同じドングルDACのSHIOは16.9gなので小さく軽いです。尚H2は150g、BTR7は69gあります。

ランプの光はかなり強く光ります。

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消費電力はAppleMusic再生中で0.36Wで、SHIOの0.45Wに比べて消費電力も少ないですね。尚、バッテリがあるH2の0.1W、BTR7 0.12Wと比べると流石に大きいです。
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ちなみに後述するAndoroidアプリでOFFにすることもできました。iPhoneはVerが古いのでまだ試していませんが、時間ができたらやってみるつもりです。

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よーく見るとOFFにしても薄く光っているので、昼間でなければ動作しているかは判別可能です。

ちなみに4.4mmプラグを何本か挿し比べてみたところ、ニュルっと入る感じでは無く、グリグリ抵抗感がありながら入る感じで、品質はSHIOやH2とほぼ同等ですね。やはりこの価格帯のジャックはあまり品質はよくありません(実用上は問題ありません)。

穴が物理的に開いているのはゴミが入りそうで気にはなりますが、全体的にとても7000円のドングルDACと思われるような品質ではなく素晴らしいです。しかもSHIOより小さいですし、高そうに見えます。ほんとH2並の凄い謎技術です・・・💦

音について

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とりあえず取り急ぎGainだけはLowに変更して上流をXperia 5 iv、イヤホンはPhoenixCallやIE900を使ってSHIOと聴き比べをしてみました。

SHIOの新FWやMoonriver2 Tiと同じ様にスマートフォンと異なる独立した内部ボリュームを持っている様ですが、挿して最初はかなりボリュームが大きいので注意が必要です(ビックリしました)。

本題の音ですが、少なくともSHIOと比べると全く異なる傾向で、明るくドライでスピード感がある音色です。もう少し湿度が高い感覚はあったような気がしますがDAWNの無印プラグ違い2機種の音色傾向にかなり近いと感じました。第一印象としてはMoonriver2とDAWNを足して2で割った様な音色がイメージとして近いでしょうか。

ちなみにTanchjiのSPACEと形状や回路が酷似してるのでは?という話を耳にしたのでSPACEの音を思い返したのですがSPACEの美音系と似ても似つかないかんじで別物感という印象です。もちろん所持して聴き比べたわけではないので聴き比べしたら似ているところは見つかるかもです。

 

解像度に関してはSHIOと似たようなレベル感ですね。H2と比べると、H2が太い音色でDAWN PROが少し明るくやや乾いた音色だと感じです。

DAWNも試聴だけなのですが、いずにせよ少なくともDAWNから大きく音質が下がったという感覚は無かったので音フェスでの情報から想像通りでうれしい限りです(*'▽')。

2万円クラスのドングルDACと比べるとかなり厳しい感覚がありますが、1万円前半のドングルDACはかなり喰えている感覚はありますね。この辺りはもう少しきっちり聴くとまた感想は変わるかもしれませんがこの値段でこれは凄いと言う感覚があります。

H2はポータブルアンプの側面が強くやや音質コスパでアドバンテージがあった様に思いますが、7000円程度で国内販売されれば、ほぼ同じ値段ですし、かなり強力なライバルドングルDACになりそうです。

説明書リンク先のapkをインストールするとVer1.3.12でした。deviceでDAWN PROを選ぶと、内部のボリューム設定が出てきます。

f:id:el_snow:20230905205824j:image

フィルターについては4種類選べました。f:id:el_snow:20230905205746j:image

Gain設定のデフォルトはHigh Gainでした。

f:id:el_snow:20230905205741j:image
LEDは「オフ(しばらく)」というよくわからない項目があります。とりあえずSHIOなどと異なりまぶしすぎるのでOFFが推奨ですね。
f:id:el_snow:20230905205846j:image

ボリュームはタッチしてスライドすることで100~0の間で直接%指定することができます。この数字はDACの名前が出ていたところの数字と同じですね。
f:id:el_snow:20230905205734j:image

ちなみに、この画面で本隊のボリュームを上下させても、実際の音量は変わりますが表示は変化しません。結構微妙だなぁと思っていたら。

ボリュームを0指定しても結構大きいボリュームで音が鳴っています。不思議に思い、本体のボリュームを下げてみると、-4%になりましたwww(笑)

f:id:el_snow:20230905205918j:image

色々やっているとどんどん下げられます。

f:id:el_snow:20230905205916j:image
最後は-143になるとやっと音が無音になりました。
f:id:el_snow:20230905205904j:image

この状態でボリュームを見ると-143%になりました(笑)

f:id:el_snow:20230905205914j:image
さすがソフトウェアの作り込みに定評のあるMoondropだぜ!!(´;ω;`)ウゥゥ

まぁ実用上は全く問題なく、ボリュームの調整ステップも小さく細かい微調整ができ、極小ボリュームにもできましたし、ホワイトノイズも皆無だったのでSHIO同様に寝フォンにも使えそうです。
f:id:el_snow:20230905230104j:image

所感

という所で、音も質感もかなり良い感じです。ビルドクオリティ、音共に素晴らしくとても7000円とは思えません。

もう少し使い込んで時間ができればレビュー記事にでもしてみたいと思います。

 

ちなみに、本日70万アクセス達成したようです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

ということで、明日のTanchjim ONE DSP のために今日はこのぐらいにしたいと思います。ではまた明日~。

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イヤホンレビュー:BGVP P05 2つのサウンドバランスを選べる1DD 結論:A5K mmcxTier1 ドンシャリ+フラットの両刀に、素晴らしい抜け感と響き

こんにちは

ゆるふわにオーディオやってるすのーです。

今日はHifiGo様より依頼のノズル調整型1DDイヤホン「BGVP P05」のインプレ、簡易レビューです。レビュー依頼品ではありますが、趣味でやっていることもあり、評価時間が短い以外はいつもと同じ基準で記載しています。

画像

インプレ結論:A5K  mmcx Tier1 参考価格:5205円 

P05は高解像度、高い分離性能に加えて抜け感と響きが素晴らしいサウンドを持つイヤホンです。前後の2つのノズル調整によって2種類のサウンドバランスを設定できます。スイッチなどと異なり双方のチューニング完成度が高く、高い基本性能に裏打ちされた見事な音色です。

MMCX端子やフィルタなどは値段なりですが、本体は軽量かつビルドクオリティが高いです。軽快なサウンドと共に本体は両方合計で7gと非常に軽く、装着感も素晴らしいです。

フィルターや装着などの説明が無いため初心者には難しいですが、値段を踏まえるとケースやイヤーピースなどの付属品も豊富で中級者以上におすすめできる素晴らしいイヤホンです。

202312追記:MMCXに接触不良が発生したためランクを変更しました。

Pros(優秀な点)

◎ 万人受けするフラットバランス、ドンシャリバランス切り替え可能

◎ 軽快で抜け感と響きが良く、解像度と分離も素晴らしい

○ 平均的に高いサウンドクオリティ

○ 小さく軽く、装着感が良い

○ リケーブルやイヤーピース変更によるサウンドチューニングの余地がある

○ ケースやイヤーピースなど付属品が豊富

○ 1年保証

ー  本体筐体のビルドクオリティは良い

Cons(微妙な点)

ー 強いて言えば音の厚みと迫力で押す方向性のサウンドではない

ー 強いて言えばやや音量は取りずらい

△ mmcx端子品質、フィルターなど付属品のビルドクオリティは値段なり

△ フィルターノズルの使い方についてのマニュアル無し

Mic無し3.5mmMic付き3.5mmTypeC

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雑記:SeeAudio x Z Reviews Rinko のケーブル相性テスト TRIPOWIN Seraph, Solstice, Mirage, Sirene, NICEHCK SnowAg(PR:LINSOUL, NICEHCK)

こんにちは

今日も暑くてへばったので本当はお布団に入ってモフモフしながら寝ようと思っていたのですが寝る前のポタオデとして何気なく組み合わせたAiyima H2 とSeeAudio RinkoとTripowin Sireneがめちゃくちゃ良い音で覚醒してしまいました。

なのでRinkoのケーブル相性テストの雑記です。

尚、試したケーブルはLinsoul様からのレビュー依頼のTripowinの新作ケーブル NICEHCK様依頼のNICEHCK SnowAgです。

f:id:el_snow:20230821200651j:image

注意:ケーブルについては測定したところ科学的には変化はあるようですが微小量であり、音質の変化に対する決定的な証拠はありません。このため、オカルト的な要素を過分に含みます。幸いながら私はイヤホンではケーブルによる音質の変化を強く感じられるのですが、個人差がありますので変化しないことを否定するものでも、リケーブルを万人におすすめするものでもありません。

SeeAudio x Z Reviews Rinko, Aiyima H2とは

Rinkoについてはこちらの記事をご参照ください。ドンシャリで楽しいイヤホンです。

el-snow.hatenablog.com

ちなみに白Rinkoが出ましたね。10%OFFが付いたのでかなり良いのではないでしょうか。

AiyimaH2はこちらの記事あたりを

el-snow.hatenablog.com

低価格ながらこの価格とは全く思えないほどぶっとい音色を聴かせてくれます。これについては騙されたと思ってと言っても間違い無いDACAMPです。

 

尚表記については引き続きこんな感じでいきます。

◎ → S

  → A+

〇 → A

  → B+

ー → B

  → C+

△ → C

  → D+

✖ → D

と変更しています。尚、Rinkoの標準ケーブルは「C」です。

環境は

MBP15 Late2013 AppleMusic → Aiyima H2(ボリューム9時〜9時半頃) → ケーブル → Rinko → SpiralDot++

です。*いつものM17環境と違います

 

TRIPOWIN Seraph, Solstice, Mirage, Sirene(PR:LINSOUL)

個人的にステマって大嫌いなので何度も書きますがLINSOULからの依頼品です。とはいえ感想の記載で忖度は一切しないので安心してください。

TRIPOWIN Sirene 「S」


f:id:el_snow:20230821200907j:image
何もかもが丁度よいという言葉が良く合います。ボーカルを中心に中央に音が寄るのですが元々少し広めで音が暗いRinkoがニュートラルかつ深い音色にアップグレードされる感覚です。

標準ケーブルから比べると解像度高く、前後の音の立体感も出て楽しくパワフルかつややウェットで個性的な部分もしっかりと残っています。音像も高めで心地良く、深い低音の海に支えられた中域高域の音色は上手く仕上げられています。AiyimaH2のおかけがかもしれませんが想像以上に相性が良く、値段も手頃なこともあり、かなり良いと感じました。

TRIPOWIN Mirage 「B+」

 
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音像の定位はやや上方で低音のアタックが印象的な音色です。RinkoのBassheadっぷりが好きな方には低音のパワフルさを感じつつ全体の音の音色を整えてくれる感じでしょうか。縦と前後の音像も広めでやや俯瞰性があるのですがボーカルは遠く低音は近いなどややチグハグな感じがします。

音はマイルドでややドライさをもち解像度も高いです。悪くない相性ですが良い相性でも無い様に感じます。

TRIPOWIN Solstice 「A+」


f:id:el_snow:20230821211404j:image

Mirageとほぼ同じ傾向で音のまとまりができた上で自然な音場が広がる感覚があります。そこに加えて音が全体的に明瞭で解像度、及び解像感が高く低音の量感とアタック感もしっかりとでます。

他にも少し音が近くなり、やや軽快な印象がでます。音場は横と前後に広いため、音の密度と立体表現が絶妙で音の消えゆく余韻がとても美しいです。残念ながらSolstceは3.5mmしかチョイスが無いのですが、4.4mmがあればと惜しくなるケーブルですね。Rinkoは元々低音や高音が強いためやや楽曲を選ぶようで、万能なのはMirageの方ですね。Rinkoの特徴を伸ばす方向ならばSolsticeがおすすめです。

TRIPOWIN Seraph 4.4mm 「A+」

 
f:id:el_snow:20230821211413j:image

価格の価値を感じさせる解像度、解像感の高さはRinkoでも健在です。音場は横と上下に広がるタイプで音場は広大です。やや前後の立体感は少なめなのは4.4mmの宿命でしょうか。
やや明るく明瞭さがあり、音の分離感も良いのでどの音も聴き取り易いのですが、SolstceやMirageがWバランスのRinkoの中域をしっかりと持ち上げてくれていた事に対してSeraphは上下が持ち上がる部分が大きくややボーカルは後ろに下がる感覚があります。楽器を中心に聴くのであればSeraphが良いのですがボーカルを含むとやや表現に物足りなさを感じるかもしれません。

個人的には単体であればSにしても良い音ではあるのですがSolstceのコストと音色を踏まえるとA+評価となりました。

NICEHCK SnowAg 4.4mm 「B+」(PR:NICEHCK)

https://ja.aliexpress.com/item/1005005826002981.html?spm=a2g0o.store_pc_allProduct.8148356.1.5674cbf0KbTzxC&pdp_npi=3%40dis%21USD%21US%20%2479.98%21US%20%2439.99%21%21%21%21%21%40212c9bf916892469970123081e2f35%2112000034489355137%21sh%21AL%21224701538&gatewayAdapt=glo2jpn

el-snow.hatenablog.com

←SnowAgはこのRedAgの4芯版です。
f:id:el_snow:20230821211422j:image


横の音場が広く上下はややひろめ、前後は一般的な傾向でしょうか。

音の解像度は高いのですが解像感低めの落ち着きと気品のある音色です。低域は深みがあり、湿度が高めの質感の良い音色でアタック感は少な目です。高域の音色は澄んでおり柔らかくソフトで余韻が素晴らしいです。女性ボーカルのサ行の刺さりが低減され、高域の澄んだ音色は非常に好印象です。

RedAgにも言えることなのですが、SnowAgはどちらかというと安めのイヤホンにつけることで音の粗を取り音を整えてくれる印象が強いです。

 

まとめ

ということで、今回は5本のケーブルを試しました。個人的にはSolstce、Mirageの相性はかなり良く、M17でも聴き直しましたが両方ともに優勝でした(*''▽'')。強いて言えば万能なのはMirage、特化型はSolstceでしょうか。

ちなみにH2使ってて気づいたのですが3.5mmプラグややノイズが乗りやすいですね。ちょっとこの点は様子見ですね。

ということで良い時間になったので今日はこのあたりにしたいと思います。ではまた明日。

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イヤホンレビュー:CVJ Freedom 自由 (1DD+4BA+2SW) 結論:BA無効化SW付き、厚みと高域刺激が魅力的なサウンド (PR:HifiGo)

こんにちはゆるふわオーディオのすのーです。

今日はHifiGo様より依頼の¹DD+4BA+2SWイヤホン「CVJ Freedom 自由」のレビューです。レビュー依頼品ではありますが、趣味でやっていることもありいつもと同じ基準で記載しています。

尚、リケーブルの項目ではNICEHCK SnowAg、TRIPOWINの新作ケーブル(TRIPOWIN Seraph, Solstice, Mirage, Sirene)を試してみています。f:id:el_snow:20230807140648j:image

結論:BA無効化SW付き、厚みと高域刺激が魅力的なサウンド 

CVJ Freedomは1DD+4BAのドライバ構成を持ちながらBAの有効化のパターンを1〜4つと切り替えることができる機能が付いたユニークな機構を持つ上級者向けイヤホンです。

奇をてらったSW機能ではありますが、サウンドチューニングは価格帯としてもしっかりとしており、高域がBAの量感を調整することで好みのサウンドに仕上げることができます。

嬉しいのはA10Kのイヤホンとは思えないほど豪華な付属ケーブルで、良質な音質はもとよりプラグ交換式を採用していることで使い勝手も良く、様々な場面でFreedomのサウンドを楽しむことができます。他のイヤホンに使用しても良いですし、BA違いという意味でSWの変化を楽しむことも可能です。

普通のイヤホンとしても十分使え、その上で普通の中華イヤホンには無い面白みがありますので中級者以上にオススメできる機種です。

Pros(優秀な点)

〇 SWによるBAを無効化することができるユニークな機構

〇 2.5mm, 3.5mm, 4.4mmプラグに対応する豪華な付属ケーブル

〇 音の厚みが秀逸で高域の刺激的な音色が楽しめるバランス

〇 リケーブルによるサウンドチューニングの余地がある

〇 本体1年保証

Cons(微妙な点)

ー 上流に影響されやすい音色

△ SWの変化が急峻

△ 高域〜超高域が刺激的すぎると感じる場合も

△ イヤーピースが安っぽい

△ 音場表現は値段なりで生楽器の音色はあまり合わない

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レビュー:SeeAudio x Z Reviews Rinko + Gift Stand 結論:A15K Tier1 みんな大好きボーカル+ドンシャリ!!*要パワー(PR:HiFiGo、簡易レビュー)

こんにちは

ゆるふわオーディオのすのーです。

今日はHifiGo様より依頼の1DD1Planerのハイブリット構成イヤホン「SeeAudio x Z Reviews Rinko」の簡易レビューです。レビュー依頼品ではありますが、趣味でやっていることもありいつもと同じ基準で記載しています。

尚、リケーブルでの相性確認はWiseTech様のご厚意にてお借りしたNOBUNAGA Labsのケーブルを使わせていただいております。
f:id:el_snow:20230512164550j:image

結論:A15K Tier1 参考価格:13,058円 

Rinkoは万人受けしやすい楽器とボーカルが映える上に綺麗な高域表現と深く重い低域表現を兼ね備えた傑作イヤホンです。やや上流を選ぶ点は注意が必要ですが、解像度や定位など平均的に高いサウンドクオリティを持ちながら、本体は小さく軽く装着感も素晴らしいです。エロティックなパッケージは賛否があるかもしれませんが、ファンには嬉しい仕様です。やや暗くデッドで音像が低めなチューニングはイヤーピースやケーブルによるものなので、中級者以上の方はチューニング変更の余地もあります。保証も2年と手厚いこともあり、フラット志向の方以外に広く勧められる傑作イヤホンです。

Pros(優秀な点)

◎ 万人受けしやすい楽器とボーカルが映える、W型バランスのチューニング

◎ 綺麗な高域表現、深く重い低域表現

○ 平均的に高いサウンドクオリティ

○ 軽く小さく取り回しと装着感が良く使い勝手良好

○ Rinkoをモチーフにした付属品が豊富

○ リケーブルやイヤーピース変更によるサウンドチューニングの余地がある

○ 安心の2年保証

ー ファンには嬉しいGiftStand

Cons(微妙な点)

ー 強いて言えば強めのW型チューニングのため、低音が強すぎると感じる場合も

ー 強いて言えば、音像が低く暗めでデッドな音色

ー 強いて言えば、エロティックなパッケージデザインは賛否が出そう

△ GiftStandの印刷品質がイマイチ

✖ 音が上流の機材に影響されやすい

SeeAudio x Z Review Rinko 1DD+1Planar Dual-Driver Hybrid IEMshifigo.com

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レビュー?:Z Review Rinko Touch Cherry Profile Keycaps Set + e元素メカニカル式ゲーミングキーボード87キー(PR:HifiGo)

こんにちは、ゆるふわオーディオのすのーです。

 

今日は、Hifigoから提供のSeeAudio Rinkoと同時発売されたキーボードキャップであるRinko Touchの依頼レビュー?というか届いたのでそれの紹介的なやつです。

f:id:el_snow:20230413211950j:image

導入

オーディオのレビュー的なのはそここそに経験値が溜まってきた感じなのですがキーボードについてはサッパリでして、Hifigoからも「メカニカルキーボード持ってる?キーキャップ試してみる?」って感じで聞かれて、そういえばFILCOのMajestouch Convertible2 茶軸持ってたなぁと思い出しまして、「詳しくないけどMajestouch Convertible2持ってるから、それで試してだめならそれで良い?」っと聞き返してみると「それでも良いよ!」っとのことだったので受けてみることにしました。

ちなみに持っているやつはこいつです

 

購入先

Z Review Rinko Touch Cherry Profile Keycaps Setmechkeys.com

HifiGoからも飛べますが、購入先はMechkeys.comからになるようです。69$約10000円という価格はキーキャップセットとして高いのか安めなのかは良くわかりません。ただ、Majestouchなどの一流?キーボードの本体価格は3万円ほどするので、それと比べればまぁそんなもんかなぁという感じがします。

2023/04/14 追記

Amazonからも買える様になったみたいです。全ての出品を見るからカートに入れる必要がありますが9185円と為替レートも良心的です。

 

https://amzn.to/3zYSY6g

RINKO TOUCH開封

んで、届いたのがこちらです。

f:id:el_snow:20230413211938j:image

装着予定のキーボードMajestouchと並べるとこんな感じで一回り小さい感じでしょうか。外箱には大きくRinkoの絵が書いてあります。きっとファンにはたまらない感じですね。

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ちなみに箱の裏側はちょっと潰れていました。同じく外側にはRinkoのイヤホンの絵が書いてありますね。スライドさせて開けると中身が確認できる窓が付いているダンボールの梱包がでてきます。

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箱をあけるとこんな感じでキーキャップが並んでいます。壮観ですね。

f:id:el_snow:20230413212018j:image

更に開けていくと3段重ねになっています。

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キーの裏側はこんな漢字で十字の凹マークがあります。

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Majestouchへの交換作業

真ん中の段にはキーキャップを取り外すツールが入っています。

f:id:el_snow:20230413212040j:image

それを使ってキーボードのキーキャップに引っ掛けてひっぱるとこんな感じで取り外せます。

f:id:el_snow:20230413212048j:image

キーとは逆に+の凸がありますね。ここにRINKO TOUCHのキーキャップと交換してはめて行く感じです。全部で100以上キーがあるわけですので大変です。そして愚かにもここでやっと気付きます。

「あれ???これ英語キーボードじゃね????wwww」

f:id:el_snow:20230413212101j:image

終わりです。終了・・・・・・

(試してだめだったらそれでいいとは聞いてましたが・・・・)

とりあえず折角なので交換できるところは全部交換してみます。左側はこんな感じで上手くそれっぽく嵌めていきます。そうするとこの使い倒してすり減りつつあるこいつが

f:id:el_snow:20230413221059j:image

↓こうなるわけです。

f:id:el_snow:20230413212117j:image

テンション上がります。このキーキャップ69$するだけあって質感がかなり良いということがわかります。嵌めて行く度に自分のテンションが上って行くことがわかります。

そして逆側の10キー側もいい感じです。

f:id:el_snow:20230413212138j:image

うーん良い・・・

f:id:el_snow:20230413212111j:image

限界まで取り付けて見ました。それっぽくまとめていますが、どうしてもスペースとエンターだけは元のキーしか入りませんのでそのまま使っています。

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惜しい・・・すごく惜しい・・・。完成したRINKO TOUCHのキーボードが見たい・・・

RINKO TOUCHの完成が諦め切れず英語キーボードを購入する

いや、ここまで来たら諦めきれないです。できるだけ安いメカニカルキーボード買おう!!っと思い、1万円ぐらいを覚悟してAmazonを覗くと3000円台からあって驚愕します。昔はまともな軸を使ったキーボードは1万円ぐらいからしか無かったのですが時代の変化と技術の進化を感じます。

んで、色々と聞いてキー数毎に絞ったのがこの3候補、アンケートなどを駆使したりしてFFさんにアドバイスをもらい真ん中のe元素メカニカル式ゲーミングキーボード87キーを購入しました。(本当にありがとうございました)。

        ↑まんなかのやつを買いました
ちなみに選定基準は静かなタッチができる赤軸(今の茶軸がうるさいので)、RINKO TOUCHが装着できるメカニカルキーボード、英語配列Amazon翌日配送、できる限り安く(ただ完成したRINKO TOUCHの絵が見たいというだけなので)という基準です。

んで届いたのがこれ、e元素は英語表記でE-YOOSOなようです。

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んで中を開けるとこんな感じ
f:id:el_snow:20230413211843j:image

キーキャップ取り外し用のツールは樹脂製と金属製の2つが付いていましたし、スイッチ部の予備も5つ付属していました。約4000円でいたれり尽くせりです。


また、タイピング感覚は想像以上に普通に良くてびっくりしました。ただ、キートップの品質、印字は安物のそれですね。
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↑e元素↓RINKO TOUCH

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まぁ、変更するから関係ありませんが。アルミトップの金属製なのでちょっとひんやりしますが、重量感があって使ってもずれにくくつかいやすそうです。もちろん今回に限ってはキーの周りがむき出しなのでキーが取りやすいです。あとは掃除もしやすそうでしょうか。
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ちょっと十字凸形状が違いますので一瞬ヒヤッとしましたが、問題なく付くようです。
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樹脂製のツールも手荒に使っても傷が付きにくいのでかなり使いやすかったです。全部外すとこんな感じです。
f:id:el_snow:20230413211903j:image

あとはひたすら嵌めていくだけですね。ちなみに配列に自信がない方は外す前に元のキーの配列は写真撮っておいた方が無難です。

完成RINKO TOUCH

ということでe元素に取り付けたRINKO TOUCHはこんな感じです。

f:id:el_snow:20230413211920j:image

余ったパーツはFILCO Majestouch Convertible2に付けてみました。
f:id:el_snow:20230413211923j:image

あまりを使っているのでFNキー10キー周りのみですが、華やかな感じになりました(・∀・)いいですね。
こうして嵌めてキートップを触ってみると私がメインで使っているWindows用キーボードの東プレのREALFORCEキートップの材質に似ている気がしました。

ちなみにこのキーボード、光ります(笑)。
f:id:el_snow:20230413223942j:image
一応、設定でOFFにできる・・・っと思ってマニュアル見たらOFFのモードがありません(マニュアルは英語のみ)。
f:id:el_snow:20230413224323j:image
でもよく見ると、「FN+↓」でDecrease Brightnessと記載があり、下げていくと無事OFFと同じ状態にできました。

でも光ってるのもちょっとテンション上がりました。

ちなみにRINKO+RINKO TOUCHで10$OFFと1300円ほどお安くなるようです。日本語対応していないキーキャップなので使う方はかなり選ぶ形にはなりますが、かなりテンションが上がるファンアイテムだと思います。

英語キーボードも今回4000円弱で手にはいりますので合計してもリーズナブルな気がしますし、好きなキーボードと組み合わせて使うことができます。

おまけ(アクリルスタンドについて)

なお、RINKOに付くアクリルスタンドですがこんな感じでした。画像
アクリルスタンド自体が初めてなので品質自体がどれほどのものかがわかってないのですが、詳しい人に確認すると結構荒い印刷の様です。
画像
画像

いずれにしてもRINKOは日本Amazonで買うとアクリルスタンドが付かないので気になっている人が多いと
アクリルスタンドいいなーと思うかもですが、実物はこの通りかなり印刷が荒いのでオマケの品って感じです。熱心なファンでなければ不要なのではないかと思います。

まぁこの通り、遠くから見る感じでは十分良いと思います。

el-snow.hatenablog.com

ということで、めちゃくちゃテンション上がりました。ファンなら是非集めたいなと感じるアイテムでした。

ではではまた明日。

Z Review Rinko Touch Cherry Profile Keycaps Setmechkeys.com

 

雑記:SeeAudio x Z Reviews Rinko来ました、A15Kで素晴らしい音色です!!

こんにちは

 

今日は、外出しており時間があまり取れずとりあえず例のHifigoの激安RINKOが無事に届いたの報告をばと雑記です。f:id:el_snow:20230404175843j:image

←今はPrimeでは無く、全ての出品を見るから購入が必要です。

経緯

あまり詳しいわけではないのですが、一応事の経緯を簡単に説明しておくと、RINKOは中国のSeeAudioというイヤホンブランドの新作イヤホンで、Youtubeレビュワーである Z Reviewとオーディオ機器の販売を手掛けるHiFiGOと3つのチームが手を組んで作られている様です。それぞれのリンクはこちら

www.youtube.com

SeeAudio x Z Review Rinko 1DD+1Planar IEMs — HiFiGo

mimisola.com

イヤホンの名前である「RINKO」はSeeAudioブランドのイメージキャラクター、パッケージデザインに登場する架空の女の子の名前と同じであり、SeeAudioとしても力が入っている機種だと思わされるネーミングです。

半年ほど前からそのプロジェクトと仕様が少しづつ開示されてきており、3月末には上記のHifigoのページには「Up Coming」と称して999.99$の値段が付けられて登場しました。

HiFiGOストアのページ

AliExpress内のHiFiGOストアのページ

日本円にして13万と言う値段には高級路線になったのだろうか?などという憶測が出る中、一旦はHiFiGOが販促用に商品ページを作り、注文されないように999.99$の価格を適当に入れる慣習があることから正式な販売開始を皆が待っていたという流れです。

そこで、先日の4/1のポタフェスで日本での予価が3万円という価格が発表され、それを踏まえて来訪者はそれぞれに試聴した感想を述べていました。値段に関しては3万円でかなり良いフィードバックがあったようで、去り際にミミソラさんに今日の展示でどれが一番良いフィードバックがあったかを聞くと「RINKO」だとおっしゃっていたのを今でも良く覚えています。

el-snow.hatenablog.com

私自身も今思えば1D1Pの鳴らしづらそうな構成のイヤホンですが、M17のDCモードで試聴していたこともあり、かなり良い印象で人気が出そうなチューニングだと感じたのは書いた通りです。

尚、ミミソラでのRINKOの3万円という価格はBraveryやYumeIIの例を見ればUS$価格を概ね予測できます。Braveryは280$程度であり、それが現在の日本では4万台中盤程度で販売されており、YUME2は199$で3万円で売られています。このことから3万円前後の日本価格を逆算すると200$前半から100$大後半の価格だと推察できます。

 

さて、その予価が発表されて音も公開されて興奮冷めやらぬ中、突然のAmazonのprime配送対象で13058円(約99$)という約半額の価格発表&販売開始です(Keepaなどの履歴では3/31からRINKOの価格設定があったようなのですが、それがPrime配送なのか、空の紹介が入っている状態でRINKOのページの体裁としてあったのかは定かではありません)。

←今はPrimeでは無く、全ての出品を見るから購入が必要です。

当然私は価格間違いも疑いましたしHiFiGOを語る偽業者という線も考えました。然しながらページの販売業者は正規のHiFiGOですし、HiFiGOの担当者にDMを送り価格の確認をすると間違いではないとの返事も来ました。

恐らく、私の様に会場で音を聴いて満足した人は、当然半額以下の13058円という価格に納得して購入したと思います。また、もしこれで本物のRINKOが届かなかったとしてもAmazonのPrime倉庫配送の場合は偽物や不具合の対応がスムーズなので被害は手間だけで問題ありません。

 

ちょっとツイートが伸びすぎたのかミミソラ様より、価格見直しの可能性に言及するツイートがされました。

ということで、99$の価格は間違いでは無さそう?っということに現在はなっています。音を確認した今は、「やっぱり99$の価格は間違いで149$でしたー」なんて可能性もあるのではないか・・・と思います。

 

届いたRINKO

HiFiGOの直営店ではアクリルスタンドが付くバージョンもあるという噂ですが、このAmazonのRINKOは付きませんのでご注意ください。
f:id:el_snow:20230404175928j:image

ただ、このようなスタンドは付いてきました。うーんこの表紙はえっち・・・(*''▽'')。


f:id:el_snow:20230404210428j:image
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こんな感じで本体のフェイスプレート部はキレイなのですが内側は3Dプリンタの積層痕でザラザラしています。ここは価格なりだと感じます。

詳細レビューはキーキャップなどが届いた後日ですが、急ぎの場合は付属品などは公式ページを見てください。

試聴時に気になっていたSymbioみたいなフォームタイプのイヤーピースですが、詳細が出ていますね。ZEOSのRender Eartipsという様です。

ZEOS Render Eartipshifigo.com

実際のものはこんな感じです。色はちょっと派手過ぎますが低反発のスポンジ部分はかなり良い感じです。

f:id:el_snow:20230404175900j:image
f:id:el_snow:20230404175903j:image

指で押してもかなりゆっくりと戻ります。

Symbioと比べるとこんな感じ、同時に購入していないので正確な比較ではないですが、Symbioの方が元の形状に戻るスピードは速いです。
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音とか

届いたRINKOは概ね試聴時の印象と同じです。TigerやREGATOなど別の機材のレビューを並行して行なっているのでざっとしか聴いていませんが、インプレッションを書きますと、

 

低音の楽器と高音の楽器が映えるドンシャリバランスにボーカル部分も映えさせる調整を加えた今風のチューニングです。バランスカーブで言えばWバランスと言われる聴感の印象になるかと思います。若干それらの中ではボーカルは控えめですがメリハリが効いて良い音色だと思います。

Z Reviewが低音を強調したと書いてあるので低音に特徴があると思わせて、一番特徴的なのは高域の表現だと感じます。お高めの平面駆動ドライバの雰囲気があり、とても綺麗に伸びます。イメージとしてはIE100Proの高域から刺さりなどのキツさを少なくして、更に伸びやかにし、低音も良く出す様にした感じでしょうか。低音についても質感が良くLEGATOなどと比べると物足りなさはあるけれど、13000円(99$)なら文句ありません。

 

試聴時に確認できず、後ほど気になっていた上流機材の相性、つまりアンプの依存度は、思ったよりありそうです。M17であれば設定価格が3万円でも好感触だと感じる一方で、BTR7、SHIO、Xperiaと再生環境の貧弱さに比例して音の立体感が消え、最後の方はまぁ13058円ならこんな感じかな、という印象になっていきます。

このRINKO、感度や抵抗値は鳴らしやすい部類にはなるのですが、RINKOの良さは高域の良さでもあるので、TinHiFi P2plusや水月雨 STELLARISの様な鳴らしずらめの平面駆動ドライバのイヤホンだと思った方が良さそうです。なのでこのイヤホンは上流にそこそこに気を使うとより幸せになるかと思いました。

尚、私が無知なだけかもしれませんが、高域の平面、低域のDDという組み合わせのイヤホンは今まで無かった様に思います。このためポタフェス試聴時にこの独特の音色が3万の値段の価値と感じさせる事に一役買っていたと思います。

 

周波数特性(20230406追記)

すみません。今日は外出中なので周波数特性などは測れていません。戻り次第周波数特性は追記予定です。

いつもの環境*1で測定してみました

RINKO(Render Tips) vs HM20(TypeE)

外耳道共鳴を考えれば高域はHM20よりきれいな周波数特性かと思います。すごいですね。

RINKO TypeE vs Render vs T-EAR

RINKO TypeE vs Render vs T-EAR

新しいイヤーピースなのでTypeEやT-EARと比較しみたのですが、驚くことにT-EARとほぼ同じ周波数特性になりました。TypeEの場合のRINKOはちょっと高域が今までに無い形状ですね。安いイヤホンの高域特性を改善しやすいT-EARはLサイズが13mm程度しか無いのでうまく装着できない私はT-EAR難民になっていたのですが、Lが14mmあるRenderはもしかしたらT-EAR難民の福音になるのかもしれません。今後このRenderは色々なイヤホンにつけてみたいと思います。

まとめ

←今はPrimeでは無く、全ての出品を見るから購入が必要です。

この構成が増えてくるとまた状況は変わるかもしれませんが、現時点でこのRINKOが13K、99$はかなりお買い得なイヤホンではないかと思っています。もちろんRINKOのレビューは別途書きますが、A15Kではかなり良いのではないでしょうか。個人的にA30Kならば、自分はそこまで好きではないけれど、売れそうと言う感想になりましたが、A15Kを踏まえると上位機種になるYUME Midnaightなどよりも気に入りました。

 

と、いうことで、意外と長々と書きましたが外出中なのこともあり今日はこのぐらいにしたいと思います。

ではまた明日。

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*1:

〇測定環境 

ハードウェア:Apple Macbook pro 15 Late2013 BigSur11.6.4

ソフトウェア:REW V5.20.13

INPUT:MOTU M2 IN1 XLR (VXLR+)192KHz24bit

OUTPUT:MOTU M2 6.3to3.5

カプラ:IEC711クローン 刻印( IEC60318-4 Type E610A)※100〜10KHz用


イヤーピース:Final TypeE Black Mサイズ

〇測定パラメータ

 入出力バッファ512K、Acoustic Reference

 出力音圧レベル:−12dB

 Length:2M(10.9sec) 、192kHz、0〜20,000Hz

 カプラキャリブレーションファイル適用、SoundCardキャリブレーション実施済み

レビュー:TRN Rosefinch 朱雀 平面駆動イヤホン 結論:格安で高域が魅力の平面駆動 (HifiGo様PR、簡易レビュー)

こんにちは

 

今回はHifiGo様からの依頼のTRN Rosefinchの簡単なレビューです。趣味でやっておりますので基本的にはいつもと同じ基準で記載しています。

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インプレ結論:A7K Tier3 参考価格:6580円

Rosefinch 朱雀はスッキリとした透明感と迫力あるサウンドに、高域~超高域の量感があるサウンドバランスを備えたコストパフォーマンスに優れる平面駆動型イヤホンです。リケーブルによるサウンドチューニングの余地がある点や、1年保証なども付いており安心できますが、付属ケーブルの3.5mmプラグが交換式(4.4mm, 2.5mmは付属せず)のため、常用するにはプラグ部を別途準備するかテープで固定するなどの工夫が必要です。

格安の平面駆動イヤホンですが能率やケーブル仕様上、リケーブル予定の中級者などにオススメです。

Pros(優秀な点)

〇 スッキリとした透明感と迫力があるサウンドチューニング

〇 平面駆動の得意とする高域強めの魅せるサウンドバランス

〇 QDCリケーブル対応

〇 1年保証付き

ー 標準ケーブルの線材は良質だが、プラグが交換式なのに3.5mmのみで、4.4mm, 2.5mmは付属せず

Cons(微妙な点)

△ 能率が低めで主流とは異なる帯域バランス

△ 歯擦音などやや刺さりを感じやすい高域表現

✖ ケーブルの3.5㎜プラグが着脱式で外れやすい

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レビュー:TRN MT4 2DDベリリウムコートイヤホン 結論:A2K Tier1 スッキリ透明感サウンド(HifiGo様PR、簡易レビュー)

こんにちは

 

今回はHifiGo様からの依頼のTRN MT4の簡単なレビューです。趣味でやっておりますので基本的にはいつもと同じ基準で記載しています。

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インプレ結論:A2K Tier1 参考価格:2460円

MT4は高い解像度に音場が広く、スッキリとした透明感と抜けのあるサウンドに万人受けするフラットなサウンドバランスを備えたコストパフォーマンスに優れるダイナミック型イヤホンです。リケーブルによるサウンドチューニングの余地がある点や、MサイズのみではありますがT-EARという良質なイヤーピースが付属しており、サウンドの良さだけでなく2000円台の低価格でありながら幅広い層におすすめできるイヤホンです。

気になる点としては2DDイヤホン特有と思われる不良率の高さ、フェイスプレートの安っぽさですが、1年保証なども付いていますので安心できます。個人的には万が一の初期不良時にスムーズな対応が可能なAmazonPrime倉庫発送で購入することがおすすめです。

Pros(優秀な点)

◎ 音場が広く、スッキリとした透明感と抜けのあるサウンドチューニング

〇 万人受けする概ねフラットのサウンドバランス

◎ 高い解像度

○ リケーブル対応

○ MサイズのみだがT-EARが付属

○ 1年保証付き

Cons(微妙な点)

フェイスプレートの質感がやや安っぽい

△ 気になる個体製造ばらつき(初期不良

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雑記:TRN TA3のレビュー中断、Rosefinchのインプレ、MT4の交換品が来ました

こんにちは

 

今日はHifiGo様依頼のTRNのTA3に問題が発生してしまったのでレビュー記事は急遽中断して、別途届きましたRosefinchとMT4の交換品についての雑記です。

TA3の故障?

「わーいUt○piaだー」と喜び、音を聞いてTAシリーズ最高傑作だと歓喜したのもつかの間、残念ながら100〜500時間のエージング後に音違和感(右側の低域)がでてしましました。

エージング前、↓200時間エージング

測定でも異常が出たのでHifiGoと相談中ですが、とりあえずレビューはストップとなりました。期待していた方は申し訳ありません。たまたまの不良かとは思いますが残念ですし、工業製品はかならず不良はありますので仕方ありません。尚、不良となる前までの音はA7Kではかなり素晴らしいバランスだったのでその点については安心して良いかと思いますし、TRNは1年保証がつくようになりましたので他の中華メーカーよりは少し安心できるかとは思います。
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こちらについてはHifiGo様から進展があればレビュー記事にしたいと思います。

 

最安の平面駆動イヤホン TRN Rosefinch

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MT4は初期不良があったので交換品を送っていただきましたので数日以内にレビュー予定です。合わせてTRN版朱雀、Rosefinchが届きました。せっかくなので簡単なインプレを書きたいと思います。


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こちらもどこかで見たようなデザインと感じるかもしれませんが、うまくエッセンスだけを抽出してオリジナリティを出しているように感じます。ケーブルは3.5mmのみですがなぜかプラグ交換ギミックがついています。
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ちなみにTA3と同じケーブルの様で、TA3の4.4mmプラグが刺さりました(笑)。ここまできたらせっかくなので4.4mmプラグだけでも付けてほしいところです。

で、音についてなのですが、M17,SpiralDot++で聞いてみるとかなり高音よりのチューニングでTinHiFiのP1Plusを彷彿とさせる出来ですね。感度はかなり低めですこし鳴らしにくいです。サブベースが出ていないですが中域はしっかりとしており、高域はかなり高いところの帯域まで出ています。かなり強いのでキツイと感じる人もいるかもしれませんが、かなり高い解像度です。6000円台でこの高域の質感はかなり良いように感じますが個人的には高域が痛いです。

高域がかなりキツイことと、T-EARが標準なこともあり、付属しないLのTRN T-EARとSymbioも付けて装着してみるとかなり高域のキツさが緩和されます。T-EAR込のチューニングだと思わせる音色ですね。

ざっと周波数特性もとってみました。

高域の特性変わりすぎですね(笑)。

今日は予定していたTA3のレビューがあげられずむしゃくしゃしてたので、届いたばかりのRosefinchですがサブベースを盛るちょっとした改造をしてみました。といっても内側のベントを塞ぐだけの簡単なものです。

写真はノズルの付近に小さい穴がありますがそれを養生テープで塞いでます。
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当然非推奨ですし、もし試してみるにしてももちろんすぐに元に戻せるように養生テープなどで試してみてください。周波数特性を取り直すとこんな感じです。

音をちゃんと評価しているわけではないですが、これで低音好きのニーズも答えられます(違)。

 

とりあえずざっと触った感じはピーキーですがかなりポテンシャルは高そうなイヤホンです。しばらくエージングなどもしてレビュー記事にしたいと思いますのでしばらくおまちください。

 

ではまた明日。